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不老山 [ふろうやま]   2016.6.4(2016.6.6作成)

梅雨入り直前に 丹沢の前衛峰ともいわれる 不老山へ出かけた。単独行だったので 人の多そうな 土曜日に出かけたが 駅から 同じ不老山を目指しそうな 登山者は一人しかいなかった。

今回のコースは 駿河小山駅9:11~9:35金時神社9:43~林道合流点10:22~山道始まり11:20~12:05南峰12:22~12:27不老山山頂12:30~13:00番ケ平13:05~山市場バス停14:22 で約11.8Kmのコースである。

不老山はこのあたりです。
map
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踏破ルートです。
route
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「不老山」ルートと時間
駿河小山駅9:11
金時神社9:35-9:43
林道合流点10:22
山道始まり11:20
南峰12:05-12:22>
番ケ平13:00-13:05
山市場バス停14:22
駿河小山駅

駿河小山駅を降りても 不老山はどちらか 案内標識が見つからない。ガイドブックを見て 御殿場方向に歩き始めると 間もなく御殿場線の踏切を渡る。

このあたりで富士山が良く見える。踏切の先の橋を渡り進むと金時神社への標識があるので右折する。

踏切から富士山

細くなった道を進み橋の手前で右に進むと 流れに沿った湿地にミズバショウのような花が咲いている。ミズバショウではなくカラーのようである。

さらに進むと右手の山に金太郎の看板のある金時神社である。

カラー
カラー
金太郎
まさかり

神社の前は公園になっているが 奥の神社を覗いてみる。大まさかりが据えられている。

富士山も良く見えていた。

富士山
遊歩道入口

公園入口まで戻り右手の細い道を進むとすぐに右に登る遊歩道があり、階段道を登り始める。

15分ほどで展望台が見える。登山道はその手前で右に進むが チョッと展望台に寄ってみたが 回りの木が生い茂りまた少し雲も 出て来たので ほとんど展望はえられなかった。

展望台
ウツギ
ウツギ
林道歩き

少し戻って 不老山への登山道へと進む。少し進むと砂利敷の林道へと出て、林道歩きが始まる。

林道合流

金時神社から40分ほどで 歩いて来た林道は 中島貯水池経由で来た林道と合流する。

合流した林道を更にゆっくりと登って行く。林道を歩いていると案内標識がほとんどないので 道を間違えないよう注意して進む。

ノイバラ
ノイバラ
鉄塔

林道は鉄塔の横を通りまだまだ続く。途中で視界が開け 富士山が見えたが 大分雲がかかって来た。

富士山
林道歩き

林道合流点から1時間ほどで ようやく山道へ入ることになる。

この地点では生土方面からの林道と合流するが 5人連れの女性から生土から登って山頂目指してきたが場所が分からず  今地図でどこにいるのか聞かれた。 どうやら 林道から登山道への道を見つけられず林道を歩いてきたためここまで来てしまったようだ。

山道始まり
山道
標識

山道にはいると樹林の中を風がふき 気持ちが良い。道端にある 案内標識の上には 金太郎の像が乗っていてかわいらしい。

広葉樹林
生土分岐

樹林はやがて広葉樹に代わるが 相変わらず心地よい風が吹いている。傾斜が緩くなったところで 生土への分岐に達する。 先ほどの人達はここへ出るつもりだったのだろう。

このあたりから登山者の数が増えてくる。

南峰

山道になってから45分ほどで 南峰に到着である。ガイドブックによると山頂よりこちらのほうが見晴が良いと書いてあったが 結構木が育って視界が狭いのと 雲がでてきてしまって 見えるはずの富士山も雲の中である。

展望

不老山南峰展望(2016.6.4)

山頂に行く前にここで昼食をとることにした。

始めの林道歩きでは全く人に会わなかったのに 休んでいると世附峠から登って来る人が多い。私の登った道はマイナールートだったのだろうか。

ニシキウツギ
ニシキウツギ
マムシグサ
マムシグサ

昼食後、山頂に向かう。山頂では多くの人が昼食中であった。

周囲には この山で有名なサンショウバラが咲いているが少し遅かったようで 綺麗な花が少ない。

山頂
サンショウバラ
鹿よけ

山頂からは山市場目指しての下りである。

右側にある 鹿よけの柵に沿って下って行くが 結構急なところもある。

急下り

30分ほどの下りで林道と交差する 番ケ平に着く。少し休んで再び樹林の中を下ると 足元で動くものがいる。蛙である。

番ケ平
かえる
杉林

登りの時とは違って こちらのルートはどこまで下っても山道である。

杉林を抜け、広葉樹林になる。

広葉樹林
吊り橋

下ること1時間半くらいで木の間から吊り橋が見えて来た。あの吊り橋を渡れば間もなくゴールのバス停に至るはずである。

山道を下り切ると最後は元キャンプ場であったところを通り 橋の袂に来る。

吊り橋
吊り橋

河内川にかかる 向河原橋の上から下の覗けば結構高い場所にかかっているのが分かる。南アルプスの畑薙大橋などで訓練?したおかげで昔は高所恐怖症の私でも最近は怖さを感じなくなって来た。

ホタルブクロ
ホタルブクロ
登山口

橋を渡ればバス通りの登山口である。

バス通りを少し下れば山市場のバス停があり、この日の登山も終了である。

時刻表では次のバスまで50分待ちであったが 10分ほどで臨時バスが来たので具合よく帰途につけた。


今回のアップダウンと今年の登破の記録である。

断面図
最高標高928m
最低標高194m
累計登り807m
累計下り861m
歩行距離11.8km
鳥瞰図

東南側の小田原駅上空から見た鳥瞰図で、赤線が今回のルートである。

登破の記録

距離は歩数計から、登りはカシミールで算出した


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