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節刀ケ岳・ 十二ケ岳 [せっとうがたけ・じゅうにがたけ]   2015.4.23(2015.4.25作成)

すっかり初夏のような気候になって来た4月末に富士山・西湖の北にある山梨百名山 節刀ケ岳と 十二ケ岳・鬼ケ岳に出かけた。

この日のコースは いずみの湯9:40~11:43十二ケ岳12:05~13:09金山13:14~13:29節刀ケ岳13:36~金山13:50~鬼ケ岳14:17~14:31雪頭ケ岳14:47~根場16:22 の約10.3Kmのコースである。

節刀ケ岳はこのあたりです。
map
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踏破ルートです。
route
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「節刀ケ岳」ルートと時間
いずみの湯9:40
十二ケ岳11:43-12:05
金山13:09-13:3613:50↓
節刀ケ岳13:29-13:14
鬼ケ岳14:17
雪頭ケ岳14:31-14:47
根場16:22
登山口

西湖のほとりにあるいずみの湯の横の川沿いの道を入り少し行くと山道に入る。初めからかなり急な登りである。

松の木が散在した林を登って行くと 文化洞トンネル方面の分岐に来る。さらに急な登りが続く。

文化洞分岐
樹間の十二ケ岳
樹間の西湖

更に登ると 左手に樹の間から十二ケ岳が見える。そのうちに右手には西湖が見えてきた。

間伐

チェーンソーの音が響く道を登って行くと 切り倒された針葉樹が横たわっていた。

まだ花の時期には少し早いようであるが あせびの花が咲いていた。

あせび

更に高度を稼ぐと樹の切れ目から富士山が見えていた。

登るにつれ急な登りが現れ、四つん這いで登るところも出てくる。

樹間の富士山
急斜面
十二ケ岳手前からの富士山

急斜面を登り もう少しで尾根筋に出そうなところで富士山が綺麗に見えていた。

富士山を少し眺めると今度はロープが待っていた。

ロープ
毛無山分岐

ロープを登りきれば間もなく尾根筋にある毛無山への分岐に至る。

この分岐から緩やかな尾根筋を少し登れば十二ケ岳山頂である。

十二ケ岳山頂
十二ケ岳山頂からの富士

十二ケ岳山頂からは富士山と手前の西湖、左方向には河口湖も見えていた。

富士山の山頂付近には少し雲がかかっていたが綺麗に見えていた。

十二ケ岳の山頂には二つの祠があるが 二つの神社が覇権争いをしているのだろうか。

祠
祠
鬼ケ岳

十二ケ岳で富士山を眺めながら昼食をとり、次の目的地 節刀ケ岳へと向かう。少し下ると最後に登る 鬼ケ岳・雪頭ケ岳が見えている。 灌木の中の道をくだる。

灌木の下り

途中の岩頭から雪をかぶった南アルプスが見えている。

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難所

十二ケ岳と金山の間にはロープ、鎖、梯子などのかかった急な下り登りの難所がある。

下から斜面を見上げても相当な斜度である。

難所を通過して少し登れば比較的のっぺりした金山の山頂である。

金山
ザレ

金山から節刀ケ岳への道もところどころで石が転がりやすい登りにくい場所もある。15分ほどで節刀ケ岳山頂に到着する。

節刀ケ岳山頂
節刀ケ岳山頂からの富士山

節刀ケ岳山頂からも富士山が良く見えた。

節刀ケ岳からは石車に乗らないようくだり、先ほど通過した金山から鬼ケ岳へと向かう。

鬼ケ岳への道の途中からも富士山が良くみえるポイントがある。

鬼ケ岳手前からの富士山
鬼ケ岳山頂

鬼ケ岳山頂は狭い。

すぐとなりの雪頭ケ岳と富士山が重なっている。

雪頭ケ岳のピークと思われるところを超えて間もなく原っぱ状の展望ポイントがあり、ここに雪頭ケ岳山頂とかかれていた。

雪頭ケ岳と富士山
雪頭ケ岳山頂からの富士山

雪頭ケ岳からはほぼ下りのみである。

ツツジらしい灌木の斜面を富士山を見ながら下って行く。

灌木下り
キジムシロ
ブナ林

陽当たりの良い所にキジムシロが咲いていた。

やがて林の中の下りとなるが 始めはブナの原生林である。太く大きいブナの木はそれほど多くは無い。

タチツボスミレ
エイザンスミレ

高度が下がったせいか 少し陽当たりが良くなった場所では タチツボスミレやエイザンスミレも咲いていた。

檜林

ブナの林から 檜の林となり この中を下って行く。

ミツバツツジも咲いていた。

ミツバツツジ
砂防ダム
登山口

檜林を下り切ると大きな砂防ダムがあり、これを乗り越えるための階段道ができている。

ダムを乗り越えて階段道を下り切れば林道の登山口である。

登山口そばにはチョウセンレンギョウが黄色の花を、少し林道を下ったところでは ヒトリシズカが多数で咲いていた。

チョウセンレンギョウ
ヒトリシズカ
富士山

林道を15分も歩けば 麓からの富士山を眺めながら いやしの里根場に到着し、今回の登山の終わりである。


おまけの温泉情報は いずみの湯である。自然海塩(ミネラル塩)使用のお風呂ということで 日帰り\900である。

いずみの湯 map GoogleMapで

今回のアップダウンと今年の登破の記録である。

断面図
最高標高1736.4m
最低標高908m
累計登り1045m
累計下り1039m
歩行距離10.3km
鳥瞰図

南南東側の富士山上空から見た鳥瞰図で、赤い線がこの日のルートである。

登破の記録

距離は歩数計から、登りはカシミールで算出した


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