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要害山・兜山 [ようがいさん・かぶとやま]   2014.11.27(2014.11.30作成)

そろそろ高山には雪が積もり始めているので紅葉には少し遅いかもしれないとは思ったが 山梨百名山の要害山・兜山に出かけた。

この日のコースは 積翠寺9:48~10:30要害山10:37~11:35深草観音12:03~岩堂峠12:17~13:33兜山13:50~14:58フラワーライン出合 の約10.0Kmのコースである。

要害山はこのあたりです。
map
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踏破ルートです。
route
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「要害山」ルートと時間
積翠寺9:48
要害山10:30-10:37
深草観音11:35-12:03
岩堂峠12:17
兜山13:33-13:50
フラワーライン出合14:58
積翠寺

出発地積翠寺は武田信玄の誕生の寺だそうである。庭園の一角に産湯を汲んだ井戸があるが今は埋まってしまっている。

積翠寺からは少し舗装道路を歩き、積翠寺温泉そばから登山道に入る。登山道の入口には史跡碑があり、ここが武田信玄の山城であったことが 説明されている。

史跡碑
杉林

登り始めはかなり急であるが すぐに杉林の中の九十九折の道となる。

山城跡のため、土塁、門跡、曲輪などの説明板も立っている。

不動曲輪

説明板を見ながら登って行くと少し広い場所に不動像がある。不動曲輪である。

やまなし森林100選の赤松林のゆるい登りをさらに登れば要害山の頂上である。

登り道

歩き始めて40分でもう頂上である。

頂上には 山頂標とともに 武田信玄誕生の地 の石碑もある。信玄は積翠寺で生まれたはずなのにとは思ったが 気にせず休憩にする。

信玄誕生の地
要害山頂
苔岩

要害山頂からはしばらく平坦な尾根道を歩く。そのあとは少し下ったあと沢沿いの湿気の多い道となり、苔むした岩が多い。

今度は岩堂峠への登りになる。

登り
深草観音

岩堂峠への登りを15分くらい残した所に深草観音がある。

この観音 岩の頂上付近に穴が掘られそこに観音が祭られている。(今は麓に本体がありここにあるのはダミー?)

岩穴までは真正面に梯子がかけられ、それを登るのだが 面白そうなので登ってみた。

梯子

梯子は40段くらいあるので15mくらい登ることになる。途中で上を見れば結構急である。

梯子の頂上を乗り越えて岩穴の中にある観音堂を拝んで来た。

梯子
観音堂
出口穴

帰りは右手の岩に穴がありそこを出れば巻道で下に降りられる。

昼食後に15分ほど登り 岩堂峠に到着する。

岩堂峠
トレイル

次の日曜日にこのあたりでトレイルランニングの大会が開かれるらしく あちこちにコ-スを示す標識が立っていた。

兜山を目指して登ると 大きな岩が増えてくる。

大岩
最高点

大きな岩のある坂を登り切ると 兜山山塊の最高点に出る。最高点といっても標識も何もない。

最高点から なら林の中を三角点のある 兜山山頂に向かう。

下り

15分も下ると三角点のある 兜山山頂に出る。

山頂から少し南に行くと展望台があり、富士山や御坂方面の山々が良く見える。

兜山山頂
兜山展望台から富士山を見る
← 左右に動かせます →
鎖
鎖場から富士山を見る

兜山からは鎖場コースと書かれた道を下る。

鎖場といっても もともとハイキングコースの鎖場なので5~10mの鎖がかかってはいるが楽に下れる。

鎖がかかるほどの斜度なので木の間からの見晴が良く、紅葉の向こうに富士山が見えている。

林道

鎖場も無事おりさらに下ると林道に出る。人里から離れているためか 煙火工場があった。

次第に民家も増えてくると フラワーラインに 出てこの日の登山も終わりである。


おまけの温泉情報は ほったらかし温泉である。 アルカリ性単純温泉ということで日帰り\800である。


ほったらかし温泉 map GoogleMapで
ほったらかし温泉からの富士山

この温泉景色の良いことで有名らしい。富士山から御坂の山塊、大菩薩嶺まで良く見えたが 浴槽からの写真は禁止されていたので外から撮った写真を載せておく。

← 左右に動かせます →

今回のアップダウンと今年の登破の記録である。

断面図
最高標高982m
最低標高367m
累計登り691m
累計下り867m
歩行距離10.0km
鳥瞰図

南側の中央高速 境川PA上空から見た鳥瞰図で、赤線がこの日のルートである。

登破の記録

距離は歩数計から、登りはカシミールで算出した


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