紅葉の時期に長野と新潟県境の雨飾山のピストン登山に出かけた。 この日のコースは 休憩舎5:32~7:12荒菅沢7:20~8:40笹平8:50~9:20雨飾山9:32~10:08笹平10:20~11:35荒菅沢11:45~休憩舎13:13 の約8.0Kmのコースである。 |
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雨飾山はこのあたりです。 クリックすると拡大画面に |
踏破ルートです。 クリックすると拡大画面に |
「雨飾山」ルートと時間
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出発地の小谷村休憩舎を薄暗い5時半に出発した時は霧雨状の雨模様であった。 登山口から少し下り、平坦な木道を800mほど歩くと2/11と書かれた標識があった。この山では合目表示ではなく 400m毎にこのような標識があるようだ。この「800m」というのが最初は標高かと思ってしまいチョット紛らわしい。 |
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この2番標識の所から今までの平坦路とは変わり いきなり急登が始まる。 岩があったり、滑りやすい木の根のある登りを登ると今度は岩に4番の標識が貼り付けられていた。 |
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霧で霞む登りを登って行くとブナの木が多くなる。霧の中に浮かぶブナが幻想的である。 ブナの大木もすごい。このあたりブナ平というらしい。 |
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荒菅沢が近づくと 折角急な登りを登ったのに 沢へ向かっての下りとなる。 少し色づいた 樹林を下って行くと6番標識があるので2400m来たことになる。 |
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下り切った所で荒菅沢を渡り一休みする。 霧雨状態であまり良い見晴では無かったが晴れれば紅葉が綺麗なのか カメラを構えて天気の回復を待っている人もいた。 ここからは再び登りになるが 木々の紅葉も始まっている。天気が良くなれば綺麗であろう。 |
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7番標識を過ぎるころから 高木が減ってくる。 天気も少し回復気味で 時々雲が風で飛ばされ 振り返れば登って来た道が見えるようになってきた。 |
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8番標識を過ぎると 険しい登りが始まる。 それほど長くはないが岩場登りもある。雨でぬれているので滑らないよう注意して登る。 |
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霧の晴れ間もだんだんと拡大し、登るにつれて進む紅葉を楽しんでいると 今度は梯子である。 こちらも雨でぬれているので滑らないよう注意して登る。 |
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険しい登りの途中にある9番標識を過ぎると しばらくして 平坦な笹原になる。笹平である。 平坦な笹原を進むと10番標識を過ぎ、再び急な登りが始まる。 |
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登りの途中で振り返ってみれば 笹原の中の登って来た道が見える。この道の脇の小さな池も見えている。大分天気が回復してきている。 |
マツムシソウ |
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山頂への急登の途中では笹平の向こうの山々も見え始めている。 山頂での展望に期待が膨らむ。 |
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岩の多い登りを登り切ると山頂である。 山頂には小さな祠がある。 雲が風で大きく流されており、周囲の山々が顔を出したり隠したりしている。 |
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← 左右に動かせます → | ||||||||||||||
オヤマボクチ |
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山頂での展望は大満足とはいえなかったが 台風接近中にしてはまあまあである。 山頂からの下りが結構大変である。石は崩れ易く、紅葉シーズンで登りの人も多いのでうまくすれ違う必要もある。 登る時には見えなかった岸壁も見えている。 |
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すれ違いの待ち時間に北の方を見れば 糸魚川の町と日本海も見えている。 |
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オヤマリンドウ |
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笹平から見れば雨飾山に列をなして登っている登山者まで見える。 雲などもあり なかなか同定できないが周囲の山々も見えている。 |
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← 左右に動かせます → | ||||||||||||||
雨飾山の東の方を見れば焼山とその後ろに火打山も見えている。(右(次)の写真) 南東の方を見れば 高妻山や戸隠も見えている。(下の横長写真) |
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← 左右に動かせます → | ||||||||||||||
笹平から梯子を下ってしまうと やがて樹林の中に入ってしまい展望はさえぎられる。 雨あがりのすべりやすい下りを時々すべりながら下って行く。 |
ミョウコウトリカブト |
ヤマアジサイ |
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荒菅沢も越え、急な下りが終わり 木道に入れば残りはわずかである。 木道に入ったころ再び 雨がぱらつき始めたが 雨具までは必要ない。 間もなく休憩舎に戻り 今回の雨飾山も終わりである。 |
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おまけの温泉情報は前日宿泊した 姫川温泉 白馬荘である。 ナトリウム・カルシウム・塩化物・炭酸水素塩温泉(中性低張性高温泉)ということである。 |
GoogleMapで | |||||||||||||
今回のアップダウンと今年の登破の記録である。 |
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東側の妙高山上空から見た鳥瞰図で、赤線がこの日のルートである。 |
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距離は歩数計から、登りはカシミールで算出した |