翌日の雨飾山登山の前の足慣らしに 戦国時代から 糸魚川から松本まで塩などの生活物資輸送に使われた 小谷村の千国街道 塩の道を歩いた。
この日のコースは 松沢口12:50~13:15牛方宿13:35~14:02千国番所跡14:27~郷土館15:30 の約6.6Kmのコースである。
松沢口から歩き始めるとすぐに百体観音である。
石仏がずらりと並んでいる。
道端には花が咲いているが もう秋の花も終わりに近い。
30分も畑の脇から林の中の道を歩けば 牛方宿に到着する。
昔 物資を運ぶ牛と牛方が一緒に泊まった宿である。
牛方宿を見学したあとは すぐに親坂の下りになる。
親坂を下り始めるとすぐに 弘法清水である。牛方や牛、旅人の水飲み場であったらしい。
親坂を下りきり 少しで今度は千国番所跡である。ここも立ち寄り見学。
千国街道を通過するための今でいう税金を徴収していたらしい。 通過する塩は8%程度の物納だったようだ。 今の消費税と同じくらい取られては運ぶ人も大変だったろう。
番所跡からはしばらく舗装道路を歩いた後、山道に入り下る。
この塩の道、昔の街道は今でも生活道路になっていたり 山の中の道でほとんど生活にかかわっていない所などいろいろのようだ。 最後は国道148号を少し歩いて 小谷村郷土館に到着し この日の足慣らしは終了。
今回のアップダウンと今年の登破の記録である。
距離は歩数計から、登りはカシミールで算出した