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秋田駒ヶ岳 [あきたこまがたけ]   2014.7.10(2014.7.17作成)

前日に引き続き 東北の二百名山 秋田駒ヶ岳をめざした。秋田駒ヶ岳は 主峰の男女岳(おなめだけ)のほか男岳、女岳などのいくつかの山の総称である。 今回はその主峰 男女岳に向かった。

この日のコースは 八合目5:36~片倉岳6:25~避難小屋7:06~7:18男女岳山頂7:25~避難小屋7:38~横岳8:04~八合目8:58 の約5.3Kmのコースである。

秋田駒ヶ岳はこのあたりです。
map
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踏破ルートです。
route
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「秋田駒ヶ岳」ルートと時間
八合目5:368:58
片倉岳6:25
横岳8:04
避難小屋7:067:38
男女岳7:18-7:25
八合目

八合目をスタートするときには既に弱い雨が降っていたが 頂上はなんとか見えていた。

八合目までバスで来てしまうとすぐに頂上に到達できそうな距離である。

始めは石畳の道である。

石畳道

歩き始めてすぐに左手にいかにも噴火口の跡の場所を過ぎる。少々硫黄くさい。

このあと ゆるい登りとなるが 前日同様登山道の両側に雨に濡れた花が咲いている。

乳頭山も見えている。

火口跡
乳頭山
シロバナハクサンチドリ
シロバナハクサンチドリ
ゴゼンタチバナ
ゴゼンタチバナ
ズダヤクシュ
ズダヤクシュ
マルバシモツケ
マルバシモツケ
モミジカラマツ
モミジカラマツ
タカネアオヤギソウ
タカネアオヤギソウ
ベニバナイチゴ
ベニバナイチゴ
ハクサンシャクナゲ
ハクサンシャクナゲ
片倉岳

1時間弱で片倉岳に着く。山頂というより途中の展望台という感じである。天気が良ければ田沢湖などが見えるだろう。

更に緩い登りを登って行くと木道となる。

木道
エゾツツジ
エゾツツジ
オノエラン
オノエラン
ミヤマダイコンソウ
ミヤマダイコンソウ
ツリガネニンジン
ツリガネニンジン
ハクサンシャクナゲ蕾
ハクサンシャクナゲ蕾
エゾシオガマ
エゾシオガマ
ミヤマウスユキソウ
ミヤマウスユキソウ
ヨツバシオガマ
ヨツバシオガマ
阿弥陀池

木道を進むと右手に阿弥陀池が現れる。霧が濃くなり 池の対岸も見えない。

阿弥陀池を右に見ながら木道を進むと避難小屋に至る。ここから左に折れ、男女岳に向かう。

避難小屋
石畳登り
階段

男女岳への登りは直ぐに石畳の道となり、頂上近くでは階段道となる。

10分ほどで頂上である。

男女岳山頂

男女岳の頂上からの展望はまるでない。梅雨時はしょうがないか・・

登って来た道を避難小屋へと引き返す。

避難小屋からは浄土平の雪渓を降りるコースもあるが 毎年滑落者がいるらしい。今回は雪渓を避けて横岳へと向かう。

横岳

横岳を過ぎるとざれた道となる。

この焼森までのざれた道のロープで保護された所にコマクサが咲いている。イワブクロもある。

コマクサ
コマクサ
イワブクロ
イワブクロ
焼森
ウサギギク
ウサギギク
シラネアオイ
シラネアオイ
サンカヨウ
サンカヨウ
ミヤマハンショウヅル
ミヤマハンショウヅル
渡渉

焼森からは灌木帯の中の下りである。途中阿弥陀池からの流れの渡渉があったりする。

シャクナゲの多い下り40分ほどで八合目の小屋が見えて来る。

3時間少しでこの日の登山は終わってしまった。

八合目

おまけの温泉情報は前日から宿泊した 田沢高原ホテルである。乳頭温泉郷からの引湯で低張性弱酸性高温泉ということ。 日帰りは¥500で利用できる。

田沢高原ホテル map GoogleMapで

今回のアップダウンと今年の登破の記録である。

断面図
最高標高1637.4m
最低標高1307m
累計登り402m
累計下り402m
歩行距離5.3km
鳥瞰図

西側の田沢湖上空から見た鳥瞰図で、赤い線がこの日のルートである。

登破の記録

距離は歩数計から、登りはカシミールで算出した


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