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笠山・堂平山・大霧山 [かさやま・どうだいらやま・おおきりやま]   2014.4.15(2014.4.17作成)

今回は標高はそれほどないが 秩父の比企三山と呼ばれる 笠山・堂平山・大霧山へ向かった。この日は申し分ない好天であった。

この日のコースは 笠山神社下社9:28~10:30笠山10:35~11:32堂平山11:55~12:25白石峠12:30~13:31定峰峠13:36~14:53大霧山14:59~ 15:23粥新田峠15:28~秩父高原牧場15:45 の約12.9Kmのコースである。

このコース4月20日に大会が開かれる外秩父七峰縦走ハイキング大会(42km)のコースの一部にあたる。

堂平山はこのあたりです。
map
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踏破ルートです。
route
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「堂平山」ルートと時間
笠山神社下社9:28
笠山10:30-10:35
堂平山11:32-11:55
白石峠12:25-12:30
定峰峠13:31-13:36
大霧山14:53-14:59
粥新田峠15:23-15:28
秩父高原牧場15:45
鳥居

この日のスタート点 笠山神社下社の鳥居をくぐり、桜の花を見ながら登り始めた。

初めは緩い落葉樹の新緑の中を進むがすぐに 結構な急な登り道になる。

新緑

杉林の中では 先日の大雪の名残の雪がまだ残っていた。

ところどころに咲いているカタクリの花をみながら登って行く。

名残の雪
カタクリ
カタクリ
タチツボスミレ
タチツボスミレ
笠山神社

1時間ほどの登りで笠山神社のある東峰に着く。

東峰は林の中で見晴は効かない。尾根伝いに西峰に向かう。

イワウチワ
イワウチワ
アセビ
アセビ

途中の斜面にイワイチョウが咲いていた。

数分で西峰に着く。

わらびたたき

地図では東峰に標高が書かれているが 西峰に山頂の標識が建っている。

北側は見晴が効くが 春霞で良くは見えなかった。

笠山から下って行くと一旦林道と合流し、すぐに林道沿いの尾根に上がって行く。

林道沿いの尾根
レンギョウ
レンギョウ
エイザンスミレ
エイザンスミレ
ヒトリシズカ
ヒトリシズカ

陽当たりの良い緩い道に入ると花も多くなる。

また林道と交差する。笠山峠である。

カタクリ群落

林道を横切り登りに入ると カタクリが群落を作って咲いていた。

かなり急な道を登り続けると右手に芝の広場と天文ドームが見えて来る。

芝の広場はパラグライダーの練習場らしい。

練習場
ウグイスカグラ
ウグイスカグラ

芝の広場を回り込み、天文台の柵に沿って進めば 堂平山の山頂である。

この山、一等三角点のある山であるが以前は天文台の敷地になっていて 三角点まで来れなかったらしい。

堂平山
アンテナ

山頂で早めの昼食をとり、尾根歩きが続く。

堂平山近くのピークにはピークごとにアンテナが建っている。アンテナ工事をしている脇の急坂を登って行くと剣ケ峯に出る。

ここにもアンテナが建っており、アンテナ柵の脇に「剣ケ峯大神」の石碑が建っていた。

剣ケ峯大神
アブラチャン
アブラチャン
遠景

このあたり 林道が走りまくっている。林道沿いの尾根をひたすら進む。所どころで展望が効いてくるが、周囲の山はそれほど高いものは無いし、 霞んでいることもありチラッとみて進む。

樹林
白石峠

樹林の中の下り道を降り切ると 舗装された林道の交差する 白石峠に出る。

ここでは林道を走ってきた自転車、バイク、車の人たちも休んでいた。

源流碑

白石峠の東屋の脇には 麓を流れていた槻川の源流碑が建っているが 源流ポイントは見当たらない。

白石峠からはまた急な登りになる。

尾根まで登り切ると樹林の切れ目から 右手に今まで登ってきた 笠山や堂平山が見えている。天文台のドームも見える。

← 左右に動かせます →
階段道

いくつかピークを過ぎ 定峰峠への下りの途中には都心の駅の階段にあるような立派な手すりの設置された階段道を下って行く。 (写真は振り返って撮影)

再び舗装された林道に出会う 定峰峠である。ここにはお店もある。 桜が綺麗であった。

定峰峠

定峰峠からから またピークを越えて行く。途中に獅子の形をした獅子岩を見、下って行く。少し急な下りを下り切ると旧定峰峠である。

シュンラン
シュンラン
獅子岩
旧定峰峠
柵

旧定峰峠からまた急な登りを登って行く。牧場地帯へと入り、右側に鉄条網の柵が現れる。

いくつもの小ピークを越えた後、ひときわ急な登りを登りきると大霧山の山頂である。

山頂からは東側から北側にかけての見晴が良いが 霞んでいるため 残念ながら浅間山や四阿山などは見えなかった。

大霧山
← 左右に動かせます →
ミミガタテンナンショウ
ミミガタテンナンショウ
登山口

大霧山を制覇してしまえば後は急登は無い。しばらくはひたすら滑りやすい下りを下って行く。

25分ほど下ると粥新田峠の登山口に到着する。

地蔵尊

粥新田峠には粥仁田地蔵尊がある。

ここからは舗装された林道歩きになる。峠近くは桜のトンネルである。

少し下った後はだらだらの登りになる。

桜
ムラサキケマン
ムラサキケマン
ミツバアケビ
ミツバアケビ

道端の草花を楽しみながら歩いて行くと ゴールの秩父高原牧場に到着である。

オフシーズンのためか残念ながら期待していたソフトクリームも牛乳もなかった。


今回のアップダウンと今年の登破の記録である。

断面図
最高標高875.8m
最低標高415m
累計登り1202m
累計下り1055m
歩行距離12.9km
鳥瞰図

東北島側の熊谷市上空から見た鳥瞰図で、赤い線がこの日のルートである。

登破の記録

距離は歩数計から、登りはカシミールで算出した


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