前日の岩手山に続き 東北の百名山 八甲田山に登った。 この日のコースは 八甲田ロープウェイ山頂公園駅9:10~赤倉岳10:33~11:13避難小屋11:26~11:50八甲田山(大岳)11:58~12:18避難小屋12:45~13:28上毛無岱13:35~13:55下毛無岱13:58~酸ヶ湯温泉14:55 の約11.2Kmのコースである。 |
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八甲田山はこのあたりです。 クリックすると拡大画面に |
踏破ルートです。 クリックすると拡大画面に |
「八甲田山」ルートと時間
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ロープウェイの始発は9時ということであったが 混雑時は臨時便が出ることもあるので 山麓駅に早めに行ったところ 8:45に臨時便が出た。 山頂公園駅に着いた時は雨こそは降っていなかったが 完全に雲の中で回りはまるで見えず 風が強い。 頂上に着くころには晴れるだろうと期待して歩き始める。 |
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山頂公園駅からは8ノ字になった遊歩道が作られており、まずはコンクリートの道を右へと進む。若干紅葉した木々の間を潜り抜けて行く。 |
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すぐに8の字の先からは木道の登山道となり 樹林帯を抜け湿地帯を通過すると赤倉岳への登りが始まる。 それほど苦労することもなく 噴火口外輪の尾根 赤倉岳の肩に出る。赤倉岳の説明をサッと読み 外輪を赤倉岳の方に進む。 |
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外輪の尾根道では相当な風が吹いていたが、ハイマツの中に入れば多少和らぐ。 周囲が見えないままに進むと祠がある。祠も越してさらに進めばハイマツの中に赤倉岳の山頂標が建っている。 |
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赤倉岳から少し下がり登り返す。ナナカマドの紅葉はもう終わったようで葉は無いか茶色になっているが 赤い実はつけていた。 登り返したところが 井戸岳である。 |
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井戸岳から先の噴火口外輪と避難小屋への下り道は風の通り道になっているため猛烈な風が吹いていた。 風で雲が飛ばされると一瞬 右側には井戸岳噴火口が左には田代高原方面が見える。 |
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下り道では時々猛烈な風に吹き飛ばされないよう踏んばらねばいけない時もある。 やがて鞍部に建つ避難小屋が見えてくる。 避難小屋のあたりも風が強い。 |
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避難小屋でトイレを済ませ岩のごろついた道を25分ほどのぼると 八甲田山の主峰 大岳に着く。 相変わらず風は強いが 雲が切れる様子もなく 展望を得られないまま 早々に避難小屋へ戻った。 |
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避難小屋で風をよけながら昼食を済ませ、紅葉で有名な毛無岱へと下って行く。 鞍部から見たところ紅葉は結構期待できそうな様子であるが 相変わらず曇っており 光に映える紅葉までは無理そうである。 遠くには薄らと前日登った岩木山が見えていた。 |
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毛無岱への下りでは だんだんと色づいた木が増えてきた。黄色の木 赤の木とあるが どうやらこの時期の八甲田は黄色が主役のようである。 |
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樹林を抜け 上毛無岱の湿原の木道を歩くと前後左右紅葉である。足元も一面の草紅葉である。 後ろを振り返れば ロープウェイの終点と田茂萢岳、赤倉岳と井戸岳、主峰の大岳が紅葉の向こうに見える。
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上毛無岱の木道を進むと 上毛無岱のはずれにプラットフォームがあり、ここからは雲が晴れた大岳と南八甲田の山々も綺麗に見えている。 頂上でこの天気なら良かったのにと多少残念な気分になる。 |
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プラットフォームで小休止後 一段低くなった下毛無岱へと下って行く。 この下りでみる 下毛無岱の紅葉と遠くに見える岩木山もなかなかの景色である。 |
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下りの最後は200数十段ある階段である。 階段を降り切ると下毛無岱である。振り返ってみれば今階段で降りた斜面の紅葉もすばらしい。 |
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下毛無岱の湿原地帯を過ぎ 再び樹林帯へと入って行く。 樹林入口で見納めの大岳をみて 酸ヶ湯温泉へと下って行く。 |
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ブナの大木もある樹林をどんどん下って行くと笹やぶの向こうに酸ヶ湯温泉の建物の屋根や駐車場が見え始め、間もなく旅館横の 登山口に到着する。 今回の八甲田登山もあとは温泉につかるだけである。 |
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おまけの温泉情報は前日宿泊もした 酸ヶ湯温泉である。酸性硫黄泉(含石膏、酸性硫化水素泉)(緊張低張性温泉)ということで 日帰り\600である。 |
GoogleMapで | ||||||||||||||||||||||
今回のアップダウンと今年の登破の記録である。 |
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西側の岩木山上空から見た鳥瞰図で、赤い線がこの日のルートである。 |
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距離は歩数計から、登りはカシミールで算出した |