拡大画像
× クリック
荒島岳 [あらしまだけ]   2013.5.23(2013.5.30作成)

前日の伊吹山での足慣らしにつづき この日が本目的の荒島岳である。

朝から天気も良く 素晴らしい展望も期待できそうである。

この日のスタートは 勝原スキー場跡の駐車場で、荒島岳山頂までのピストンコースである。

ということでこの日のコースは 駐車場5:40~登山口6:29~8:19シャクナゲ平8:24~9:32荒島岳9:50~10:42シャクナゲ平10:47~登山口12:03~~12:43駐車場 の約11.4Kmの往復コースである。

荒島岳はこのあたりです。
map
クリックすると拡大画面に
踏破ルートです。
route
クリックすると拡大画面に
「荒島岳」ルートと時間
駐車場5:4012:43
登山口6:2912:03
シャクナゲ平8:19-8:2410:42-10:47
荒島岳9:32-9:50
ゲレンデ跡

ゲレンデ跡の駐車場には 往時のスキー場を思わせるものは残っていない。

ゲレンデ跡を背に登山道の案内板がある。この案内板の横からゲレンデ跡を真っ直ぐと登っていく。初めはコンクリで固められた道路で その後石のごろついた歩きにくい登り道になる。

道の両側には タニウツギなどの花が咲いている。

タニウツギ
タニウツギ
ミズキ
ミズキ
シャク
シャク
フジ
フジ
リフト鉄塔の残骸

ゲレンデ跡を登りきるとリフト鉄塔の残骸があり ようやくスキー場だったのだとわかる。

ここに登山口の標柱が建っており ようやく山道らしくなる。

登山口
アケビ
アケビ
ユキツバキ
ユキツバキ
ユキザサ
ユキザサ
ウスギヨウラク
ウスギヨウラク
チゴユリ
チゴユリ
ミヤマシキミ
ミヤマシキミ
サルメンエビネ
サルメンエビネ
ショウジョウバカマ
ショウジョウバカマ
ぶな林

登山口からまもなく ぶなの林に入る。 若葉がとてもきれいである。

相当太い木もたくさんある。

左手に木の間から雪をかぶった白山が見えるようになる。盛りを過ぎたムラサキヤシオも咲いている。

← 左右に動かせます →
ムラサキヤシオ
ムラサキヤシオ
サンカヨウ
サンカヨウ
タムシバ
タムシバ
ムシカリ
ムシカリ
エンレイソウ
エンレイソウ
比較的ゆるかった登りもシャクナゲ平の手前で急になり階段道となる。100mほど登ると シャクナゲ平である。
階段道
シャクナゲ平

シャクナゲ平という名がつくぐらいなので シャクナゲがたくさんあるのかと思っていたが 登山道沿いにはあまりない。

シャクナゲ平からちょっと下って佐開への道を分けたあと登りが急になってくる。もちがかべと呼ばれる急登で、ロープや鎖が張られたり 梯子がかけられたりした道を登っていく。

このもちがかべを登りきると見晴の良い尾根に出 白山が綺麗に見える。

梯子
← 左右に動かせます →
前荒島

小さなピークに来ると 地図には無い「前荒島」と書かれた小さな標柱が建っていた。このあたりからは少し雪の残った荒島岳の頂上が見えるようになる。

荒島岳
カタクリ
カタクリ
トクワカソウ
トクワカソウ

いろいろな花を楽しみながら最後のゆるい登りを登りきると荒島岳の頂上である。

少し霞んではいるが 白山はもちろんのこと 木曽の御嶽山や乗鞍まで薄らと見えている。

← 左右に動かせます →
山頂
頂上には山頂標の他 小さな祠もたっている。
祠
麓

頂上で小休止のあとは来た道を下る。同じ道なので時々回りは見るが どちらかというとひたすら下ることになる。

それでも 麓の大野盆地の景観や 小荒島岳を楽しむ。

小荒島

シャクナゲ平の近くでは 回りを見回すと遠くの方にわずかにシャクナゲの花が咲いていた。

サクラスミレ
サクラスミレ
オオバキスミレ
オオバキスミレ
白山

更に下って行くと 白山ベンチという札のぶら下がったベンチに来る。このあたりで 白山も見納めである。

やがてゲレンデの上に着き、 岩のごろごろした所とコンクリートの道を下って出発点の駐車場に戻った。

ゲレンデ跡

おまけの温泉情報は帰りに立ち寄った 九頭竜温泉平成の湯である。アルカリ性単純泉ということで日帰り\500である。

平成の湯 map GoogleMapで

今回のアップダウンと今年の登破の記録である。

断面図
最高標高1523.5m
最低標高354m
累計登り1169m
累計下り1169m
歩行距離11.4km
鳥瞰図

北東側の白山上空から見た鳥瞰図で、赤い線がこの日のルートである

登破の記録

距離は歩数計から、登りはカシミールで算出した


鴈野さんちのHomePage TOPへ
ご感想などは鴈野 敏生 まで。