昨年後半のブランクを早く取り戻したいとミツマタの咲く西丹沢のミツバ岳へとでかけた。 ミツバ岳の登山コースは地権者の好意で黙認されているため 道標などの整備がされていないということなので 迷っても困るとツアーで参加した。 生憎の雨であったが日は決められているので雨中の登山となってしまった。当初の予定では権現山に登りそのあとミツバ岳に回る予定であったが 権現山の急斜面は雨の日にはどうにもならないということでミツバ岳往復コースとなった。 ということでこの日のコースは 滝壺橋10:35~12:05ミツバ岳12:13~12:27折返し点12:34~~ミツバ岳12:50~滝壺橋14:00 の約3.4Kmの往復コースである。 |
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ミツバ岳はこのあたりです。 クリックすると拡大画面に |
踏破ルートです。 クリックすると拡大画面に |
「ミツバ岳」ルートと時間
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滝壺橋の横の登山口から登り初めである。すぐに急斜面を登るが 丹沢湖へ切れ落ちた崖の上なので足を滑らさないように慎重に進む。 2年前の滑落事故現場には花が供えられていた。すぐに杉林の中へと入って行く。 |
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ミミガタテンナンショウ |
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まだ芽吹いている木は少ないがちらほらと花も咲き始めている。 この日の楽しみのミツマタの木もぽつぽつとある。 |
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しばらく登ると右は杉林、左は広葉樹林と樹種の境界をのぼる。このあたりから斜面も急になりジグザグ道となるが 路面はぬかるみ気味で登りにくい。下りが少し心配である。 |
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ぬかるむ道を登るとミツマタの群生の中へと入って行く。あたりはミツマタの匂いが漂っているが、少し時期的に遅いのと雨のせいか期待ほどではなかった。 すぐにミツバ岳の頂上にでる。 |
ミツマタ |
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ミツマタの林を一登りするとミツバ岳のだだっ広い山頂である。この山本当は大出山(おおだやま)と言うらしいが”大出山のミツマタ畑”が”ミツバ岳”と誤称され、 誤称のほうが一般に呼ばれるようになっているらしい。 晴れていれば山頂一帯のミツマタの畑の後方に富士山が見えるらしいが雨では全く見えない。 |
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この登山道は整備されておらず道標も私設のものがいくつかある程度であるが 山頂は私設の標識のオンパレードである。 ミツマタの花も峠を過ぎてしまっていたので東側のピークの遅咲き地帯にミツマタを見に行ったが こちらももう遅かった。 |
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小休止の後 足元に注意しながら わずかに咲いている花を見ながら下っていく。 |
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下りの途中の林の間から霧の晴れた隙間に丹沢湖が見える。山水画のようである。 |
ヤブツバキ |
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最後の危険個所も注意しながら降りると 滝壺橋に帰着である。 滝壺橋の上から 山桜と滝を鑑賞し、これで今日は終わり。 |
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おまけの温泉情報は帰りに立ち寄った 山北町立中川温泉ぶなの湯である。単純アルカリ性泉ということで日帰り\700である。 |
GoogleMapで | |||||||||||
今回のアップダウンと今年の登破の記録である。 |
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東南東側の大磯上空から見た鳥瞰図で、赤い線がこの日のルートである。 |
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距離は歩数計から、登りはカシミールで算出した |