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高水三山(高水山・岩茸石山・惣岳山) [たかみずさんざん(たかみずやま・いわたけいしやま・そうがくさん)]   2012.3.13(2012.3.14作成)

天気が良いという予報であったので 出かけることにした。と言っても東京近郊の1000m前後の山もかなり登ってしまったので 今回は奥多摩前衛の高水三山に出かけた。

今回のコースは 軍畑駅8:47~高源寺9:15~高水山10:23~11:03岩茸石山11:20~惣岳山11:55~登山口12:45~沢井駅13:24 の約12.1Kmのコースである。

高水三山はこのあたりです。
map
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踏破ルートです。
route
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「高水三山」ルートと時間
軍畑駅8:47
高源寺9:15
高水山10:23
岩茸石山11:03-11:20
惣岳山11:55
登山口12:45
沢井駅13:24
軍畑駅

平日であったが、青梅の駅で奥多摩行きに乗り換えるとハイカーも増えていた。軍畑でおりた人は4~5人。

線路に沿って青梅方向に少し戻り、踏切を渡って少し行くと県道に出る。しばらく平溝川に沿った県道を上流に向かって歩く。

県道

15分ほど歩いて道標に従って左手の道に入って行くと 道路脇にはソシンロウバイ、藪椿などが咲いていた。

ソシンロウバイ
ソシンロウバイ
藪椿
ヤブツバキ

更に10分ほど歩くと右手に高水山 常福院への参道の入り口、つまりは登山道の入り口に来る。ここには大きな記念碑が建っている。

参道に入りすぐに高源寺がある。ちょっと覗いてまた参道を登り始める。

記念碑
高源寺
一合目
二合目

たいして高い山ではないが、この高水山には1合ごとに石碑が建っている。このあたりはまだ舗装された道路で民家もある。

砂防ダム

舗装道路の終点まで来ると目の前に大きな砂防ダムがそびえている。この砂防ダムを越えるために左側に階段状の道が付けられている。 この砂防ダム容量は20000立方メートルとか書かれていたが、上にあがってみるとまだ土砂はほとんどたまっていない。 満杯になっている砂防ダムが多いがこんなに空いているのも珍しい。

少し登るとこの沢はすぐにちょろちょろしか流れていない細い沢となり何回か渡ることになる。杉林をどんどんと登って行く。

渡渉
四合目
伐採地

薄くらい杉林を4合目あたりまでのぼると杉が一面伐採された場所に出る。一面と言ってもぽつぽつの残っている木もある。 伐採された後には苗木が植えられている。花粉の少ない杉に植えかえているなら早くしてほしいな~~。

六合目
七合目
八合目
九合目
常福院

杉林の中を登って行くとだんだんと残雪の量も増えてくる。九合目を過ぎると山頂へ真っすぐ向かう道と高水山 常福院を経由して高水山へと向かう道の分岐に来る。 折角なので常福院に寄って行く。

常福院を通り抜けて山頂までは少し登り道が続く。途中で秩父方面であろうか 山並みが木の間から見えている。

山並み
高水山頂

残雪が解けでぬかるんだ道を一登りすると高水山頂である。それほど広くはないがベンチがあり数人が休んでいた。

温度調整をしたあとすぐに岩茸石山へと向かう。

下り始めてすぐ祠がありそこからはガチガチに凍結した急坂を下る。

祠
尾根道

祠からの凍結した急斜面を苦労しながら下ると巻き道と合流し、その後は尾根伝いの杉林を行く。そのうち右手が開けてくると間もなく岩茸石山に到着である。

岩茸石山

山頂からは木の間からの眺望を含めてなんとか360度眺められる。先ほど登って来た高水山も見えている。

高水山
← 左右に動かせます →

目を凝らすと高水山頂上の左手にスカイツリーが薄らと見えていた。

スカイツリー

岩茸石山で少し早い昼食を取ったあと、惣岳山へと向かう。ところどころ凍結しているが緩い登り降りが続く。一か所だけちょっとした岩場があり、反対側から来た親子連れがちょっと苦労しているようであった。

岩場
惣岳山
青渭神社

30分ほどで惣岳山に到着する。惣岳山頂は杉林の中で周囲の展望は全くない。広い山頂には檻に囲われた青渭神社の社がある。

こんな檻に閉じ込められては神様もさぞ窮屈であろう。

ここからの下り道は道幅も広く雪も無く下りやすい。

水場

下り易くなった道を少し下ると真名井天神の水場に来る。祠がありしめ縄が掛けられている。

更に下って行くと2本の杉の間にしめ縄が掛けられている。しめつりのご神木という標識が建っている。

しめつりのご神木

やがて沢井駅方面へ下る分岐に至る。当初は沢井駅へ下る道が地図に出ていなかったので御嶽駅へ向かうつもりであったが、 沢井駅へ下れば小澤酒造に寄って東京の地酒「澤乃井」が買えるなと思い 予定を変更し沢井駅へ向かうことにした。

分岐から少し下ると沢井からの登山口に到着し、あとは集落の中の舗装道路を駅へ向かう。

沢井分岐
登山口
澤乃井

集落の中を標識に従って下って行くと線路にぶつかる。ここで標識に反して踏切を渡り、小澤酒造目指して青梅街道へと出る。青梅街道を東京方面に向かって少し歩くと 「澤乃井」の看板が見える。ここが澤乃井の酒蔵で右手前方に有名な豆腐料理屋「ままごとや」と売店がある。売店横では試飲もできるらしいが試飲はせず購入して酒蔵横の道を登って駅へと向かう。

沢井駅に到着してこの日のハイクも終わりである。

沢井駅

今回のアップダウンと今年の登破の記録である。

断面図
最高標高793m
最低標高211m
累計登り801m
累計下り805m
歩行距離12.1km
鳥瞰図

南東側のあきるの市上空から見た鳥瞰図で、赤い線が今回のルートである。

登破の記録

距離は歩数計から、登りはカシミールで算出した


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