九州の百名山二日目は祖母山である。 今の日のコースは 北谷登山口9:15~風穴10:35~12:10祖母山12:44~13:04避難小屋13:10 ~13:50国観峠13:55~茶屋場(三県境)14:28~14:50千間平(神原分岐)15:00~北谷登山口15:58 の約11.3Kmのコースである。 |
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祖母山はこのあたりです。 クリックすると拡大画面に |
踏破ルートです。 クリックすると拡大画面に |
「祖母山」ルートと時間
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北谷登山口には大野川源流の碑が建っていた。が ざあざあと勢いよく流れる沢の音がしている。こんなに水量が多くてもここが源流なのかしらと不思議ではあったが 登山口から歩き始める。天気はよさそうである。 |
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さすがにこの時期には花はほとんど咲いていないが赤いマムシグサの実が目を楽しませてくれる。 最初少しは林道を歩くがすぐに風穴コース入り口の標柱が建っており、登山道へと入って行く。 |
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雑木林の中にところどころモミジであろうか楓であろうか紅葉している。 間もなく幅は狭いが前日までの雨で勢いよく流れる沢を越える。岩が滑りそうなので慎重にわたる。 |
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沢筋のロープのかかった大岩を登るころニュージーランド人のペアが追い抜いて行った。 大きな岩が現れるかと思えば笹やぶのような道を登ったりと高度を上げていく。昨日までの雨で道はぬかるみ、どうもコースタイムより 時間がかかってしまう。 |
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岩場に はしごがかかったところを何か所か通過する。はしごも泥だらけである。 |
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最後のはしごを登るとすぐに風穴がある。風穴といっても大きな岩が重なった隙間のようでチラッとみて先に進む。 大分高度も稼ぎ、樹の間から麓が見えてくる。 |
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大きな岩の横を通り抜けると頂上は近い。 祖母山の風穴コース登山道にはところどころに木の板の案内標識がぶら下がっており、頂上までのカウントダウンの数字が入っている。 ある程度残り距離の目安となるが頂上が見えてきてもまだ3番の標識である。2番1番は10m間隔位しかない。 |
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最後 一登りして頂上である。頂上には祠があり、何やら文言が刻まれているが 風化していて良く見えない。 周りを見ると下の方は雲が多くて良く見えないが結構な見晴らしで有る。 |
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北西の方向には前日登った阿蘇山が見えている。少し雲がかかっているようではあるが、昨日もこの天気なら良かったのにと 考えてもしょうがないことを考えながら昼食を取る。 |
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昼食後 九合目の避難小屋経由で下ることにする。ぬかるんだ急坂を20分ほど下ると小屋がある。 この小屋トップシーズンには管理人もいるらしいが、屋根には大きなソーラーパネルが載り、いくつかの風力発電機も備えている。 管理人がいない時はこの電力はどうするのであろうか? |
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ぬかるんだ笹やぶの急勾配を下っていくと40分ほどかかって国観峠に到着である。 峠は広い広場になっている。地図によると臨時ヘリポートとして使うらしい。 広場の隅には石仏が立っていた。 |
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国観峠からは勾配の少ないアップダウンが続く。こちらのコースにはかなりしっかりした合目を示す標柱が建っている。 六合目の標柱を過ぎ、藪の中の尾根道を進む。 |
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やがて藪道の真ん中に三県(熊本・宮崎・大分)の境界を示す看板が建っている。茶屋場に到着で有る。 更に下って行くと左手に先ほど登ってきた祖母山が良く見えるポイントがある。 |
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茶屋場から20分ほど歩くと千間平の神原への分岐に到着する。 ここからは再び勾配がきつくなってくる。 見晴らしの利かない谷筋の道を滑りながら下って行く。1時間近く下ると登山口のトイレの屋根が見えてきて北谷登山口に帰還である。 |
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おまけの温泉情報はこの日に泊った九重高原コテージの「満天望温泉」である。炭酸水素塩泉ということで日帰り\500である。 |
GoogleMapで | ||||||||||||||||||||||
今回のアップダウンと今年の登破の記録である。 |
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南西の阿蘇山上空から見た鳥瞰図で、赤い線が今回のルートである。 |
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距離は歩数計から、登りはカシミールで算出した |