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(利尻山) [りしりざん]  2011.6.28(2011.7.6作成)

前日の礼文島に続いて 利尻島の利尻山にチャレンジした。

前日は好天で一日中利尻山が頂上まで見えていたのだが、朝鮮半島に上陸した台風崩れの低気圧の影響で夜中に雨が降った。 朝には雨はやんでいたのだが風が強い。雨と風を心配しながら登り始めたのだが強風のため8合目で引き返すことになってしまった。

利尻北麓野営場5:11~甘露泉5:24~5:56 4合目6:06~6:41 5合目6:50~6合目7:15~7合目7:39~長官山8:41~8:50避難小屋9:40~7合目10:34~5合目11:25~利尻北麓野営場12:50 という12.5Kmのコースである。


利尻山はこのあたりです。
map
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踏破ルートです。
route
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「利尻山」ルートと時間
キャンプ場5:1112:50
甘露泉5:24
4合目5:56-6:0612:00
5合目6:41-6:5011:25
6合目7:1511:03
7合目7:3910:34
長官山8:419:53
避難小屋8:50-9:40
登山口

利尻北麓野営場から少しコンクリート道路を歩くと甘露泉の水場に来る。日本名水100選らしいが天気も悪いし、歩き始めて15分では飲む気にもならず通過である。

甘露泉
3合目

甘露泉からすぐに1合目から登ってきた登山道と合流する3合目である。

天気の悪い平日であるが登山者も多く追い抜いていく人も結構いる。

このあたりは針葉樹林である。鳥の声を聞きながら天気を気にして登る。

利尻山も1合ごとに標識が建っており標高も書かれているのでどの位登ったのかが良く分かる。

4合目は「野鳥の森」だそうである。

4合目
樹林
5合目

5合目あたりではだけかんばの木などがトンネル状に登山道にのしかかって来ている。頭をぶつけないように注意して登る。

雨は降っていないが風は弱まるどころか登るにつれて強くなってくる。

木のトンネル

このあたりからは花も増え始め、登山道脇一面にマイヅルソウが咲いている所もある。風が強くゆれるので写真は撮り難い。

風はますます強くなり登頂をあきらめて降りてくる人とすれ違い始める。

マイヅルソウ
6合目
ウコンウツギ
ウコンウツギ
オオバナノエンレイソウ
オオバナノエンレイソウ
キバナノコマノツメ
キバナノコマノツメ
アマドコロ
アマドコロ

ガイドさんはこの風向きなら頂上付近は風が弱いかも知れないとのことであきらめて降りてくる人とは逆にどんどんと登って行く。

6合目過ぎてからは風の吹き抜ける所が何か所もあり逃げるようにハイマツ帯に入る。

晴れていれば見晴らしも良いのであろうがこの日は標識を見るだけで第二見晴台も通過。長官山の石碑も横目でみて通過。

第二見晴台
長官山
8合目

8合目の標識を過ぎると15分ほどで避難小屋である。

避難小屋に着いても相変わらず強風が吹いている。ここから先は吹きさらしの登山道で風からの逃げ場も無いらしい。

せっかくの利尻登山であったが強風のためここであきらめざるを得なくなった。休憩を兼ねて避難小屋で軽く食べることにした。

避難小屋
強風

休憩の後は強風の中を下る。もう誰も登ってこないようである。

途中からは雨も強くなってきた。

クルマバツクバネソウ
クルマバツクバネソウ

3時間ほど掛けて下り、キャンプ場に着いたところで携帯トイレをごみ箱に処分して今回の残念な登山も終わりである。


おまけは前日午後のの好天時に島内一周した時の写真である

ワタスゲ
ワタスゲ
エゾノゴゼンタチバナ
エゾノゴゼンタチバナ
エゾカンゾウ
エゾカンゾウ
ハマエンドウ
ハマエンドウ
ハマナス
ハマナス
ギンラン
ギンラン
キショウブ
キショウブ
御崎公園からみた利尻山
オタトマリ沼からみた利尻山
姫沼からみた利尻山

おまけの温泉情報は利尻島の宿田中屋ひなげし館である。 ナトリウム一塩化物、炭酸水素塩泉ということである。

ひなげし館 map GoogleMapで

今回のアップダウンと今年の登破の記録である。

断面図
最高標高1226m
最低標高220m
累計登り1098m
累計下り1098m
歩行距離12.5km
鳥瞰図

ほぼ西北西側の礼文島上空から見た鳥瞰図で、赤い線が今回のルートである。

登破の記録

距離は歩数計から、登りはカシミールで算出した


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