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礼文島桃岩 [れぶんとうももいわ]  2011.6.27(2011.7.6作成)

北海道には梅雨が無いということなので関東ではまだ梅雨の明けない6月末に礼文島、利尻島に行ってきた。

まず初日は礼文島であるが 礼文岳は標高も500m足らずで笹やぶばかりということなので桃岩のフラワートレッキングコースに礼文林道コースを継ぎ足してお花見ハイキングである。 礼文林道レンジャー詰所7:50~礼文林道分岐8:34~8:57桃岩展望台9:13~10:14灯台10:19~知床10:55 という7.9Kmのコースである。


礼文島桃岩はこのあたりです。
map
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踏破ルートです。
route
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「礼文島桃岩」ルートと時間
レンジャー詰所7:50
礼文林道分岐8:34
桃岩展望台8:57-9:13
灯台10:14-10:19
知床10:55

この時期礼文島はお花の真っ盛りで礼文固有種植物の盗掘も多いらしく、朝早くても詰所ではレンジャーが立ち番をしていた。詰所の裏手から尾根伝いに作られた鑑賞路を登ると間もなく翌日登る予定の利尻島の利尻山が海の向こうに見え始める。

鑑賞路脇には早速多くの花が登場し目を楽しませてくれる。

利尻島
ハクサンチドリ
ハクサンチドリ
シロバナエゾミヤマオダマキ
シロバナエゾミヤマオダマキ
ミヤマオダマキ
ミヤマオダマキ
レブンシオガマ
レブンシオガマ
礼文岳

尾根の鑑賞路をしばらく歩くと右手に礼文岳が見えていた。ノッペリした双耳峰?である。確かに登っても面白くないかもしれない。

林道と何回か交錯した尾根伝いの鑑賞路も間もなく終わり、礼文林道を桃岩方面に進むが、フラワートレッカーが何人もすれ違う。

チシマフウロ
チシマフウロ
キジムシロ
キジムシロ
レブンハナシノブ
レブンハナシノブ
スズラン
スズラン
マイヅルソウ
マイヅルソウ
ミヤマキンバイ
ミヤマキンバイ
レブンコザクラ
レブンコザクラ
コウライテンナンショウ
コウライテンナンショウ
クルマバソウ
クルマバソウ
サイハイラン
サイハイラン
オオハナウド
オオハナウド
バイケイソウ
バイケイソウ
林道分岐

40分も歩くと香深と元地を結ぶ道路765号線に出、正面に桃岩の天辺が見えている。しばらく舗装道路を登ると桃岩の探勝路の入り口に出る。ここまでバスで来て桃岩まで登る団体バスが沢山おり、ガイドが大勢の人を案内している。

しばらく登ると桃岩展望台の小広場に出る。

桃岩展望台
桃岩

この展望台から桃の形をした桃岩が少し先に見える。桃岩の左の海の中には猫岩も見えるが遠いので猫が背を丸めた形かまでは分からない。

小休止のあと尾根伝いの道を元地灯台目指して歩く。

尾根道

尾根道脇の花と左手の利尻岳を見ながら気持ちよく歩く。

振り返ってみると先ほどの桃岩と海岸には元地港も見えている。

桃岩・元地港
レブンキンバイソウ
レブンキンバイソウ
ネムロシオガマ
ネムロシオガマ
サクラソウモドキ
サクラソウモドキ
エゾハクサンイチゲ
エゾハクサンイチゲ
元地灯台

桃岩から1時間ほど尾根伝いに花を楽しみながら歩くと元地灯台に着く。

ここからは下る一方である。

エゾカンゾウ
エゾカンゾウ
センダイハギ
センダイハギ
チシマゲンゲ
チシマゲンゲ
ヤマガラシ
ヤマガラシ
レブンウスユキソウ
レブンウスユキソウ

ほぼ正面に利尻山を見ながら下ると35分ほどで知床に到着する。

これでこの日のフラワートレッキングは終わりである。

利尻島


おまけは礼文島の上のコース外でみた花である。

レブンアツモリソウ
レブンアツモリソウ
リシリヒナゲシ
リシリヒナゲシ
ミヤマアズマギク
ミヤマアズマギク
ハマベンケイソウ
ハマベンケイソウ
シロバナノチシマフウロ
シロバナノチシマフウロ
クロユリ
クロユリ


おまけの温泉情報は礼文島の宿 宮島荘である。温泉と言っても利尻富士町営の温泉からタンクローリーで毎日運んでいるらしい。 塩化物泉、硫酸塩泉ということである。

宮島荘 map GoogleMapで

今回のアップダウンと今年の登破の記録である。

断面図
最高標高234m
最低標高5m
累計登り299m
累計下り504m
歩行距離7.9km
鳥瞰図

東南東側の利尻空港上空から見た鳥瞰図で、赤い線が今回のルートである。

登破の記録

距離は歩数計から、登りはカシミールで算出した


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