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浅間嶺 [せんげんれい]  2011.4.12(2011.4.13作成)

今回も足慣らしを目的に奥多摩の浅間嶺へ出かけた。

この日のコースは 浅間尾根登山口バス停9:22~数馬分岐10:04~一本松10:24~人里分岐10:47~11:08浅間嶺11:24~時坂峠12:20 ~13:00払沢の滝13:05~払沢の滝バス停13:15 の約11.8Kmのコースである。

浅間嶺はこのあたりです。
map
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踏破ルートです。
route
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「浅間嶺」ルートと時間
浅間尾根登山口BS9:22
数馬分岐10:04
一本松10:24
人里分岐10:47
浅間嶺11:08-11:24
時坂峠12:20
払沢の滝13:00-13:05
払沢の滝BS13:15

奥多摩でもポピュラーなコースなので多くの人が登るだろうから平日でも安心かと火曜日に出かけた。

ところがバスの乗客は5人、浅間尾根登山口バス停でおりたのは私一人であった。初級者用コースでもあるからいいか と歩き始める。

先ずはバス道を100mほど戻り秋川にかかった橋を渡る。しばらくは「民宿 浅間坂」の看板を頼りに舗装道路を歩いて行く。

浅間尾根登山口バス停
浅間坂

コンクリート道路をしばらく登ると「民宿 浅間坂」がある。この先で林道から別れ山道となる。

登山口
山道

しばらく杉林の中の登り道を進むと 先ほど分かれた林道と交差する。斜めに横切って対面の登山道に入って行く。

林道交差
階段道
雑木林

杉林の中の道を登って行くと登山道を付け替えているのか古い道が閉ざされ、新しく作られた階段の道になる。

杉の林の中はかなり暗いがやがて落葉した雑木の林となり、一気にに日が差し明るくなる。杉になったり雑木になったりと林の中を進むとベンチが見えてくる。

浅間尾根縦走路の数馬分岐である。左に行くと藤原峠、右に行けば浅間嶺である。

この縦走路は尾根を連ねて走るのかと思っていたが、尾根の少し下を巻くようにして走っている。したがって林の中を歩くことが多く見晴らしは良くない。

数馬分岐
地蔵

数馬分岐にもあったがこの尾根道のところどころに地蔵が立っている。

林の切れ目で陣馬山方面であろうか奥多摩から高尾方面の山が見える。

遠望
サル石
藤倉分岐

尾根道を進むと大きな岩がある。サル石である。サルの手形がどこかにあると説明書きがあるが、探すのも面倒なので先に進む。 藤倉バス停への道を分けさらに尾根伝いに進む。数馬分岐以降はほとんど平坦と言って良い道である。

分岐から5分ほどで一本松に出る。と言っても縦走路は頂きを巻いているので、山頂部に登る分岐点に標識がある。今回は頂きは目指さず先に進む。 浅間石宮という小さな石の祠の脇を通り、緩いアップダウンの道を進む。

一本松
石宮
人里分岐
浅間神社

崩落した場所を避けて尾根側に作られた仮設道を進み、人里分岐を過ぎると、巻き道で浅間嶺に行く道と尾根伝いに浅間嶺に行く道が分かれる。 幅の広い巻き道の方を進んだが浅間嶺園地のそばで展望台を示す標識があり、尾根道に戻る感じで入らないといけない。展望に期待して進むと浅間神社の小さな社がある。 反対から来た人に展望台の眺望を聞いたらほとんどだめなようなので展望台は行くのをやめ浅間嶺園地に進む。

浅間神社までは登山者に一人も会わなかったが、浅間嶺園地では10人ほどが食事をしたり、食事の準備をしていた。

ベンチや休憩舎もあるので私もここで昼食休憩にした。

休憩舎の前はヘリポートになっているのか原っぱとなっており、大岳山や御前山が良く見える。

払沢の滝方面からはぽつぽつと登ってくる人がいる。私とは逆ルートの人の方が多いようで有る。

← 左右に動かせます →

浅間嶺園地まではほとんど花を見かけなかったがここからの下り道ではかなり花が咲いていた。

途中2か所ほど「カタクリ観察路」という脇に登る道があったので行ってみたが カタクリはまだ咲いたところで蕾や半開きのものが多かった。

サクラスミレ
サクラスミレ
カタクリ
カタクリ
ヒナスミレ
ヒナスミレ
茶屋

どんどんと下って行くと道幅が広くなり代官立寄所跡とかの峠の茶屋がある。水車もあるがこの日は営業はしていないようであった。

さらに時坂峠を目指して下って行くと またまた峠の茶屋がある。こちらもお休みのようである。

茶屋
山の神

少し登ったところで舗装された林道の終点に出る。ここには山の神の神社があり、前が開け展望が得られる。ここも茶店のようである。

← 左右に動かせます →
林道

ここからしばらくは舗装された幅も広い林道歩きである。

林道の脇には黄色の小さな花が房になって咲いているきぶしがあった。

キブシ
キブシ
時坂峠

林道をしばらく歩くと林道が二俣に分かれている。標識に従って時坂峠を目指して左に進む。

すぐに時坂峠に至る。標識のそばには首の無い石仏が並んでいる。

時坂峠からは林道を離れ山道を下って行く。

石仏
林道出合

山道をどんどんと下って行くと先ほど分かれた林道と交差する。ここからは林道を歩いたり、ショートカットの道を歩いて払沢の滝を目指す。

ショートカット沿いでは多くの花が咲いており目を楽しませてくれた。

タチツボスミレ
タチツボスミレ
クサノオウ
クサノオウ
ヒメオドリコソウ
ヒメオドリコソウ
払沢の滝

払沢の滝の駐車場から脇に入り、10分ほどの緩い登りを登って1段目の落差26m、4段の総落差60mの払沢の滝に寄った。

日本の滝百選だそうであるがちょっと唸ってしまった。

滝を見ながら小休止のあと、バスの時刻に合わせて払沢の滝入口バス停へと向かった。

バス停の向かい側には有名な豆腐屋があるが火曜日は定休である。

払沢の滝バス停

この日のアップダウンと今年の登破の記録である。

断面図
最高標高905m
最低標高272m
累計登り768m
累計下り1108m
歩行距離11.8km
鳥瞰図

ほぼ北西側の奥多摩湖上空から見た鳥瞰図で、赤い線がこの日のルートである。

登破の記録

距離は歩数計から、登りはカシミールで算出した


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