台風の近づいた月曜日、会社の休みを取り日光男体山に登ってきた。今回も始発電車に乗り、東武浅草発6:20の快速電車で日光に向かった。 今回は二荒山神社から男体山に登り、北側の志津小屋側へ降り、後は林道を三本松バス停まで歩くという15~16Kmのコースである。 |
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日光男体山はこのあたりです。 クリックすると拡大画面に |
踏破ルートです。 クリックすると拡大画面に |
「日光男体山」ルートと時間
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東武日光からバスに乗り、二荒山神社前で降りると二荒山神社の大きな鳥居がある。二荒山神社は7月31日から1週間は登拝祭の期間で登山者が多いという。 参道の両側には祝登拝祭の提灯がぶら下がっている。 |
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参道を進み右側の社務所に登拝受付があり\1000の登拝料を払うと登拝証、お守り、提灯のお土産をくれた。 正面には直ぐ登拝口があり、ここからいよいよ男体山に向かうことになる。 |
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階段を少し上るといきなり急登が始まる。鹿よけのプラスティックの網の巻かれた林の中を30分ほど登ると3合目である。 ここから4合目までは工事用道路を歩く。なだらかな道で楽に登れる。やがて4合目の鳥居が現れる。 階段に描かれた「ガンバレ」の文字の意味はこの先の急登を経験して始めて分かる。 |
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一段と険しい森の中を歩いて行く。5合目を過ぎたところで雲の切れ目から白根の連峰が見える。 |
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6合目を過ぎたあたりから薙をよぎったりしながら凄い岩の露出した道を進む。 このあたりまで来るともう下山してくる人たちとすれ違う。やがて7合目の避難小屋である。 |
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さらに登ると小さな鳥居が現れる。この鳥居をくぐると直ぐに8合目である。ここは瀧尾神社という神社らしい。 休業中ではあったが御札の販売所まである。 連続急登で汗びっしょりである。 |
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8合目をすぎると巣の入った火山礫が目立つようになる。道の脇に雨水を流す溝が作られている。登山道脇の9合目の碑を見て残り少なくなった山頂を目指す。 |
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9合目から山頂までは火山灰のような砂混じりの道を進む。間もなく山頂が見えてくる。 普通山道は所々下りの部分があり一息つけるのだが、この男体山の登山道には下りの部分が全くない。 |
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最後の鳥居をくぐると山頂である。頂上には10人位の人がいる。平日なので少ないのだろう。 山頂には二荒山大神像が立っている。山頂から少し離れたところに山頂のお宮があり、丁度神主さんが祈祷しているところであった。 |
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頂上で昼食を取ったが、曇っているせいもあり風が冷たい。 時々雲が切れ太郎山(右)や戦場ケ原/日光白根の連峰(左)が見える。晴れていれば素晴らしい見晴らしというがこの日の見晴らしは駄目であった。 |
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昼食も終りいよいよ下山開始である。爆裂火口の脇を通り、志津小屋を目指す。このあたりは石楠花の群落がある。今は花期ではないが花の時期に来れば綺麗だろう。石楠花の木の前でマルバダケブキが咲いていた。 岩の間には実は付けていないがこけももやがんこうらん(美味しいジャムを作れる)も生えていた。 |
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しばらく下ったところで先ほどの山頂が見える。 ① 鳥居 ② 大神像 ③ お宮 |
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ここから後は雨水の流れ道を兼ねた道を下って行く。結構段差の大きい所もあり、膝を痛めないよう注意して降りる。 1時間半ほど下ると志津小屋に着く。ここにも二荒神社の志津宮があるが、裏にあるせいかひっそりしたお宮である。 |
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志津小屋から数分で志津林道に出る。林道は白樺、唐松の林の中を通り、やがて舗装道路へとなる。 三本松までの予定コースタイム2時間弱では4時過ぎのバスに間に合いそうにないので急いで歩く。 光徳牧場への分岐からはほとんど人が通っていないような道を歩く。この最後の長い長い林道歩きを嫌ってこのコースは人気がないのだろうか? 急いだお陰でバスには余裕で間に合い無事8時過ぎには自宅に戻れ、今日の登山も終了。 |