四国の百名山二つ目は石鎚山である。道後温泉の宿を6時前に出発し、ロープウェイの乗り場には7時過ぎに着いてしまった。 臨時運行の8時の始発で山頂成就駅に登り、ここから登山をスタートした。 この日のコースは ロープウェイの山頂成就駅8:10~8:36成就社8:41~八丁9:05~夜明峠10:11~10:34二の鎖元小屋10:39~11:03石鎚神社11:27~ 二の鎖元小屋11:46~夜明峠11:55~八丁13:03~成就社13:28~山頂成就駅13:41の約2.9Kmのピストンコースである。 |
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石鎚山はこのあたりです。 クリックすると拡大画面に |
踏破ルートです。 クリックすると拡大画面に |
「石鎚山」ルートと時間
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駐車場からロープウェイ乗り場までは看板のゲートをくぐって少し歩く。 この日の天気予報は前日から曇りだ雨だと ころころ変わっていたが結局小雨の中のスタートとなった。 |
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信仰の山のせいかロープウェイ乗り場までに法起坊堂とか行者群像などがある。 |
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ロープウェイを降りて緩い登りを登って行くと霧の中に鳥居が見えてくる。成就社の鳥居でその奥に成就社の社殿がある。 霧で近づいても良く見えない。 |
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成就社から神門をくぐり頂上の石鎚神社までの参道が登山道である。神門からは緩い坂 八丁坂を下って行く。 参道沿いには大きなぶなが生えている。 |
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八丁坂の途中に「遥拝の鳥居」というのがある。説明書きには頂上の石鎚神社まで行けない人はここでお参りくださいと書かれている。 晴れていればここから石鎚山の頂上が見えるのだろうが10m先も霧で霞んでしまっていた。 |
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八丁坂を下りきるといよいよ本格的な登りが始まる。急な所には階段が付けられている。 ぶなに加えだけかんばの木も目立つようになるとやがて夜明峠に着く。登りのほぼ中間点である。 この登山道は他の信仰の山と同じようにいくつも祠が作られており、がっちりと賽銭箱もおかれている。 |
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わずかに残った竜胆の花を見ながら登って行くと試しの鎖を過ぎやがて一の鎖に出る。石鎚山の鎖は行者の修行に使われたらしいが今回は時間の節約と雨による事故を嫌って う回路を登ることにする。う回路と言っても結構急な階段道である。 |
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鎖登りに多少未練を感じながら登っていくと二の鎖の下の鳥居に出る。 ここからは頂上山荘が薄らと見える。 ここからのう回路は岩壁に鉄骨を組んで作ったようながっしりした階段が多い。谷側の手すりが無く高さが結構あるので多少足がすくむ。 |
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鉄製の階段をどんどんと登ると大きな建物が見えてくる。頂上山荘である。頂上山荘の横を通りすぎるとすぐに石鎚神社の社がある。 社の脇に山頂標もあるが ここ弥山には三角点は無い。石鎚山の最高点はさらに岩山を登った先の天狗岳であるが危険ということで弥山までで終わりである。 |
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社の右手に周ると頂上の鳥居があり柵で囲われた一角がある。ここがご神体なのだろうか? この鳥居のすぐ脇に三の鎖の終点がある。上から覗くと結構急で一直線の登りになっている。ほとんど登る人はいないようだ。 |
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山頂で昼食を取った後は下るだけである。 登るときには気付かなかったが二の鎖元小屋の所には天狗の顔をした地蔵がある。もちろん賽銭箱もある。 夜明峠を過ぎ、ぶなの古木が増えてくると結構キノコが目に付く。 |
ブナハリタケ |
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下り坂を下りきったところが八丁で八丁坂王子社と言う祠がある。 この祠を過ぎると八丁坂の緩い登り道になる。30分弱で成就社である。さらにロープウェイの山頂駅に向かう途中に展望台があるが、 このころには雨も上がり周りの景色が薄らと見え始めてきた。 |
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ロープウェイに乗っても周りの景色はほとんど見えなかった。10分ほどで山麓駅に着き、石鎚山登山も終わりである。 |
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おまけの温泉情報は帰りに立ち寄った 椿交流館 椿温泉こまつである。、単純温泉(低張性弱アルカリ性低温泉)ということで日帰り\400である。 |
GoogleMapで | |||||||||||||||||||
今回のアップダウンと今年の登破の記録である。 |
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北北西側の今治市上空から見た鳥瞰図で、赤い線が今回のルートである。 |
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距離は歩数計から、登りはカシミールで算出した |