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越後駒ケ岳(魚沼駒ケ岳) [えちごこまがたけ]  2010.9.23(2010.10.2作成)

猛暑もようやく収まったころ越後の百名山 越後駒ケ岳へ出かけた。

この日のコースは 枝折峠4:54~大明神5:31~道行山分岐6:47~小倉山7:41~8:32百草の池8:40~駒の小屋9:38~越後駒ケ岳9:55~ 10:10駒の小屋10:38~百草の池11:32~小倉山分岐12:15~道行山分岐13:02~大明神14:07~枝折峠14:28 という14.9Kmのコースである。


越後駒ケ岳はこのあたりです。
map
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踏破ルートです。
route
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「越後駒ケ岳」ルートと時間
枝折峠4:5414:28
大明神5:3114:07
道行山分岐6:4713:02
小倉山分岐12:15
小倉山7:41
百草の池8:32-8:4011:32
駒の小屋9:3810:10-10:38
越後駒ケ岳9:55

国道352号線の枝折峠の駐車場に着いた時にはまだ夜明け前で、雨がぱらつくなか立派なトイレの横の登山道をヘッドランプを付けて登り始めた。

登り坂は緩く、晴れていれば周りを見ながら登れるだろうが、カッパが視界を遮るので黙々と登って行く。30分ほど登ると「銀の道」という標識がある。昔の銀山平からの登山道であり、銀を運んだ街道なのだろう。

銀の道
大明神

さらに緩い登りを登って行くと十合大明神の祠に到着する。え~~もう十合目?と思うが越後駒ケ岳の十合目ではなくどうやら明神峠が十合目ということらしい。

ようやく周りも明るくなり、ヘッドランプもしまうことにした。

登山道は相変わらず緩やかであるがあちこちに湿地帯があり木道が付けられている。木道の脇に池塘があるところもある。

雨は降ったりやんだりの状態であったが、ちょっと止んだ時に振り返ると明神峠方向の山が見える。

さすがに先月の登山のように花は多くないがそれでもちらほらと雨の中で咲いている。実になっているものも多い。

木道
峠方向
ままこな
ままこな
りょうぶ
りょうぶ
こぶし
こぶし
道行山分岐

小さなピークを登り下り始めたところに道行山への分岐の標識がある。道行山を越えて北ノ又川へ下る道のようであるが、 今回は道行山は登らず捲いて行く。

この登山道はぬかるみが多いが急な所には階段が付けられている。

階段道

小倉山への登りにかかると多少斜面も急になる。雨の合間に右手を見るとどんよりかかった雲間の山々と小出方面?が見える。

← 左右に動かせます →
小倉山への分岐
小倉山

多少急になった斜面を登りきると小倉山への分岐がある。

小倉山までは笹がかぶり歩き難いが5分もかからずに頂上に出る。しかし頂上からの展望はこの天気ではまるで無い。証拠写真を取ったら先ほどの分岐まで引き返す。

小倉山からはまた尾根道の緩いぬかるみ道となる。

途中で越後駒ケ岳と思われる山が半分雲がかかって見える。ぬかるみ道で足元を気にしながら50分ほど進むと百草の池の標識に出る。

この池消失したものを復元中らしいが周りの視界は悪くどこに池があるのか良く分からなかった。

駒ケ岳方面
百草の池
ムシカリ
ムシカリ
アキノキリンソウ
アキノキリンソウ
ミヤマセンキュウ
ミヤマセンキュウ
岩場

百草の池を過ぎるとようやく本格的な登り道となる。登りがきつくなるとともに雨も強くなってきた。右手の岩壁を巻くように岩場を登って行くが、登山道をじゃあじゃあと水が流れ沢登り様である。

岩壁
駒の小屋

強くなってきた雨の中の岩場を越えると駒の小屋があった。

ここでは休まず取りあえず岩の道を登って頂上を目指す。15分ほどで尾根に出るがここに「駒ケ岳山頂」の標識がある。駒ケ岳南峰ということであろうか?

山頂標

この山頂標から北へと三角点峰を目指す。こんな尾根道でもぬかるみはすごい。

今回は靴の防水をしっかりやってきたので助かったが手を抜いていたら靴の中までびしょびしょになっていたかも知れない。

ぬかるみ
山頂
山頂

先ほどの山頂標から5分ほどで三角点峰に到着する。

ここには三角点の他に菩薩?像がある。当然周りは何も見えないので早々に退散することにする。

駒の小屋まで戻り雨をよけて休憩・食事をする。

荒沢岳

駒の小屋の休憩後は体が冷えるのでほとんど休憩を取らずに下る。道行山の分岐を過ぎたころから雨が弱くなり始め、右手に荒沢岳が見えていた。

オヤマリンドウ
オヤマリンドウ

緩いがぬかるんだ道を下って行くと大明神の少し手前に明神峠の標識がある。ピークが峠というのも不思議な気がするが、さらに下って行く。

登りの時には気付かなかった観音菩薩?像があった。

明神峠
観音

登りの時には見えなかった景色を見ながらさらに下ると枝折峠に到着である。

今年初めての雨中の登山となったがなんとか無事に下山できた。


今回のアップダウンと今年の登破の記録である。

断面図
最高標高2002.7m
最低標高1067m
累計登り1297m
累計下り1297m
歩行距離14.9km
鳥瞰図

東南側の燧ケ岳上空から見た鳥瞰図で、赤い線が今回のルートである。

登破の記録

距離は歩数計から、登りはカシミールで算出した


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