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大台ケ原 [おおだいがはら]  2010.6.7(2010.6.9作成)

近畿の百名山2座目は大台ケ原である。

この日のコースは大台ケ原駐車場6:44~日出ケ岳7:25~正木嶺7:46~正木ケ原8:08~牛石ケ原8:37~8:55大蛇嵓9:10~牛石ケ原9:18~尾鷲辻9:31~駐車場10:03 の約6.2Kmのコースである。

大台ケ原(日出ケ岳)はこのあたりです。
map
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踏破ルートです。
route
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「大台ケ原(日出ケ岳)」ルートと時間
駐車場6:4410:03
日出ケ岳7:25
正木嶺7:46
尾鷲辻9:31
牛石ケ原8:379:18
大蛇嵓8:55-9:10
駐車場

大台ケ原の駐車場に着いた時はまだ朝も早く、月曜でもあったせいか広い駐車場もカラッポ状態であった。

駐車場から歩き始めるとすぐにミヤコ笹の中につくられた遊歩道様の道を歩く。ところどころにある大台ケ原の説明パネルをみながら緩い傾斜道を進んでいく。

笹道
笹道
展望台

20分ほど ほぼ平坦な笹の中の道を進んだあと少し登りとなり、間もなく展望台に到着する。この展望台からは天気が良い時には富士山も見えるらしいが この日は富士山の方向には雲がかかっていて見えなかった。

展望台からは日出ケ岳の山頂に向かって登り道となるが木道のような木の階段の連続である。

階段を登り切り さらに少し登ると展望櫓のある山頂に到着である。

階段

山頂からの展望は雲が多くあまり良くは無いがもともと雨の多い場所であり、このくらい見えれば満足しないといけないのであろう。

← 左右に動かせます →
山頂標

展望櫓での展望を楽しんだあとは山頂を示す石柱を確認し、先ほどの展望台まで戻り今度は幅の広い木道を登って正木嶺へと向かう。

木道

正木嶺の頂上近くで振り返ると先ほどの日出ケ岳の山頂が見える。展望櫓も見えている。

正木嶺を越えて右手を見ると前日に登った弥山・八経ケ岳の大峰山が枯れ木の林の先に見える。この枯れ木の林は伊勢湾台風でなぎ倒された木が枯れ、未だに森林が快復していないそうである。

日出ケ岳
大峰山
木道

正木嶺からは木道をどんどんと下って行く。コメツガ等の薄い林に入りしばらくすると正木ケ原である。ここからは先ほどの正木嶺の倒木林がはっきりと台風の爪跡を示している。

正木ケ原
砂利道
シャクナゲ

正木ケ原あたりからは砂利のしかれた緩い道となる。このあたり鹿が見れることが多いとのことで目をこらすがいないようである。

シャクナゲの花を楽しみながら大蛇嵓を目指す。

ツクシシャクナゲ
ツクシシャクナゲ

大蛇嵓の直前からは危険だということでザックを置いていくことにする。最後の大蛇嵓までのわずかな道にあるツクシシャクナゲ、アケボノツツジが綺麗である。

大蛇嵓の岩壁の周囲には安全のため鎖がついてはいたがあまり近づかずに見物する。大蛇嵓の向こうには不動返し嵓の岩場がそのずっと先には前日登った大峰山が見えている。

大蛇嵓
アケボノツツジ
アケボノツツジ

大蛇嵓自身がどんな岩場なのかは見ることができないが、北側にある蒸篭嵓の岩場を見てこんなのだろうと想像してみる。やはり落ちたくは無いな・・・

蒸篭嵓

大蛇嵓からの景色を楽しんだあとは駐車場に戻るのみである。今回はシオカラ谷経由はせず、尾鷲辻まで戻りそこから駐車場に戻るルートを取る。

尾鷲辻の東屋を過ぎたところで道を分け、石畳風にコンクリが打たれた道をひたすら駐車場に向かう。

この日のコースは少し楽過ぎた感はする。

東屋
石畳

この日のアップダウンと今年の登破の記録である。

断面図
最高標高1694.9m
最低標高1538m
累計登り364m
累計下り364m
歩行距離6.2km
鳥瞰図

西側の五條市上空から見た鳥瞰図で、赤い線がこの日のルートである。

登破の記録

距離は歩数計から、登りはカシミールで算出した


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