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大峰山(弥山・八経ケ岳) [おおみねさん]  2010.6.6(2010.6.9作成)

今回は久しぶりに百名山2座を目指し、近畿までやってきた。初日は大峰山(弥山・八経ケ岳)である。

この日のコースは行者還トンネル西口登山口8:05~奥駈道出合9:10~聖宝ノ宿跡10:07~弥山小屋11:07~弥山山頂11:11~弥山小屋11:18~ 11:43八経ケ岳山頂12:10~12:33弥山小屋12:45~13:21聖宝ノ宿跡13:26~14:08奥駈道出合14:13~登山口15:00 の約9.5Kmのコースである。

大峰山(弥山・八経ケ岳)はこのあたりです。
map
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踏破ルートです。
route
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「八経ケ岳」ルートと時間
トンネル西口8:0515:00
奥駈道出合9:1014:08-14:13
聖宝ノ宿跡10:0713:21-13:26
弥山小屋11:07-11:1812:33-12:45
弥山11:11
八経ケ岳11:43-12:10
登山口

国道309号線の行者還トンネルを出た先にトンネル西口登山口がある。すでに10台位の車が止まっていた。登山口には「世界遺産」をうたった大きな案内板が立っている。

登山口は国道の橋の脇にあり、しばらく沢沿いに歩いて行く。少し歩くと沢は細くなり沢から離れた道も登り道になる。

沢

適度な登り道には新緑を通した緑の色が差し込んでくる。シャクナゲの木も結構あるが花はもう枯れてしまっている。もう少し早ければ綺麗なのだろうなと考えながら登るにつれ 花の咲いたシャクナゲも増えてきた。ツクシシャクナゲのようである。

新緑
シャクナゲ
シロヤシオ

さらに登っていくとシロヤシオも咲いている。

登り始めて1時間程度で奥駈道出合に出、世界遺産の奥駈道に合流する。

奥駈道出合
尾根道
シロヤシオ
シロヤシオ

奥駈道出合からは尾根伝いの道となり、傾斜も緩い歩きやすい道となる。このあたりはシロヤシオがとても綺麗である。

この程度の登りでは行者も修行にならないのではなかろうかと考えながら緩い登りを登って行くと弁天の森というピークに来る。ここで休憩している人が結構いた。

弁天の森を過ぎると緩い下り道となる。この下りの途中に前方の見晴らしの良い場所があり、ここからこの後登る弥山・八経ケ岳が良く見える。弥山小屋も良く見えている。

弁天の森
大峰山
楓

楓の林の中を秋には紅葉が綺麗だろうななどと考えながらさらに下って行くと下りきったところに理源大師像のある聖宝ノ宿跡に来る。

理源大師

聖宝ノ宿跡を過ぎるとかなりきつい登りが始まる。

楓やぶなに混じってムシカリ(オオカメノキ)が白い花をつけている。木の間からは近くの大普賢岳も見えている。

ムシカリ
大普賢岳
はしご
弥山小屋

弥山の山頂近くになると登りは一段ときつくなり、はしごが架かっていたり、階段になっていたりする。

最後の登りを登りきると弥山小屋の横に出る。

弥山小屋の脇には弥山山頂を思わせるような標識が立っているが山頂はさらに数分登ったところである。

皇太子殿下の登頂記念碑の横を通り、なるほど綺麗なトイレができているはと思いながら シャクナゲを見たりして山頂に向かう。

弥山山頂標
ツクシシャクナゲ
ツクシシャクナゲ
弥山神社
弥山神社

山頂には大きな鳥居のある弥山神社がある。脇にはもう一つ小さな祠があるがどういうものかは確認しなかった。

見晴らしも大したことは無かったのですぐに弥山小屋までもどり、八経ケ岳へと向かう。

八経ケ岳への道も小さなアップダウンがあるだけで楽に歩ける。途中にオオヤマレンゲ自生地を鹿から守るための金網柵あり、 戸をあけて通過する。金網に守られてサンカヨウがたくさん咲いていた。

サンカヨウ
八経ケ岳山頂

金網囲いの中をしばらく歩き、囲いから出た後少し急な登りを登ると八経ケ岳の山頂である。

登ってきた方を見ると先ほど登った弥山が良く見えるが、雲も結構でており周りの展望は期待外れであった。

弥山
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今回はピストンコースなので山頂で休憩後は来た道をひたすら下った。

この頃になると日曜日ということもありかなりの登山者である。



おまけの温泉情報はこの日に泊った民宿のそばにある 上北山温泉 薬師湯である。炭酸水素温泉ということで\500である。

map GoogleMapで

この日のアップダウンと今年の登破の記録である。

断面図
最高標高1914.6m
最低標高1104m
累計登り1143m
累計下り1143m
歩行距離9.5km
鳥瞰図

北側の吉野上空から見た鳥瞰図で、赤い線がこの日のルートである。

登破の記録

距離は歩数計から、登りはカシミールで算出した


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