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畦ケ丸 [あぜがまる]  2010.4.11(2010.4.12作成)

2回続けて雪道歩きであったので 今回は少し南の丹沢の畦ケ丸に出かけた。この山 車で行くには良いらしいが、バスで行くと結構時間がかかる。新松田から1時間少しで西丹沢自然教室に着いたら、 担当の方が盛んに登山者カードを記入してくれと案内していた。記入して出発したのが8:45であった。

この日のコースは西丹沢自然教室8:45~本棚分岐9:27~11:22畦ケ丸山頂11:40~12:14大滝峠上12:18~一軒屋避難小屋12:51~大滝橋13:50 の11.4Kmのコースである。

畦ケ丸はこのあたりです。
map
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踏破ルートです。
route
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「畦ケ丸」ルートと時間
西丹沢自然教室8:45
本棚分岐9:27-9:32
畦ケ丸山頂11:22-11:40
大滝峠上12:14-12:18
一軒屋避難小屋12:51
大滝橋13:50
吊り橋

西丹沢自然教室横の白石沢にかかる吊り橋を渡ってスタートである。ガイドブックでは畦ケ丸に登る人は多く無いと書かれていたが前にも後ろにも他の登山者がいるようである。

歩き始めるとすぐに岩陰にスミレが咲いていた。

スミレ
タチツボスミレ
砂防ダム
橋

この登山道はしばらく西沢という沢沿いを進む。沢にはいくつも大きな砂防ダムが作られているがどこにも梯子があったり、う回路があり越えるのにそれほど苦労はしない。

また沢を何度も渡るがこちらも橋がかけられているので雨で流されていなければ問題は無い。

水量も多く、沢の水音を楽しみながら登っていく。

案内標識

沢が細くなるにつれ渡渉点がわかりにくくなる所もあるが100mおき位に案内標識が立っているので安心である。

40分ほどで本棚の分岐にくる。ガイドブックでこの滝を見るために寄り道することを勧めていたので寄り道をすることにした。

本棚

本棚沢沿いの道を数分行くと細いが高い滝が見えてくる。高さは何メートルあるのだろうか?何段かに分かれてはいるが50m位はありそうである。 もっと滝壺まで行けるらしいが 今回は滝見では無いので全容が見えたところで元の道に戻った。

元の道に戻り、10分ほどで沢から離れ尾根筋を登っていく。しばらく行くとベンチがあり、休憩している人もいた。

このベンチから上にはあせびの林が続く。

アセビ
アセビ
やせ尾根

尾根道に出るとあとは比較的緩い登りである。アップダウンややせた尾根を通りすぎて行くとぶなの林となる。ぶなはまだ芽吹いていないようである。

ぶな林

尾根の途中から前方にポッコリしたピークが見えてくる。畦ケ丸の頂上より手前のようであるがちょっと登りが急になりそうである。

間もなく梯子、階段が連続して現れる。

ピーク
はしご
畦ケ丸山頂

階段梯子の連続をこなすと見晴らしの悪い畦ケ丸山頂である。ここにもベンチがあり先客がいた。

昼食を済ませて大滝峠方面に歩き始めるとすぐに避難小屋がある。脇を通って下っていく。

避難小屋
笹道

大滝峠側への下り道はいままでの登りと違い両側に笹が茂っている所が多い。

振り返ってみるが畦ケ丸の姿の確認はむずかしい。

30分ほどで大滝峠上に来る。ここは峠では無く、峠はもっと直進するらしいが大滝橋への下り口として無理やり名前を付けた感がある。

大滝峠上
みつまた林

下りやすい道をかなり下ったところでみつまたの林がある。ちょうど花の時期で、沈丁花科のみつまたが甘い香りを漂わせていた。

ミツマタ
ミツマタ
渡渉

一軒屋避難小屋あたりまでのステクロー沢も何回か渡渉するが、西沢の登りと違いこちらは石伝いの渡渉がほとんどである。 避難小屋を過ぎると登山道は高巻きとなり、下の方では沢がいくつも集まってどんどん大きな流れになっている。

渓流

大きくなった大滝沢の渓流を見ながら下っていくと右側に滝が見えてくる。大滝らしい。

落差はそれほど無いが水量は豊富である。

大滝

今回はあまり花は多く無かったがアカヤシオや春リンドウも咲いていた。

アカヤシオ
アカヤシオ
ハルリンドウ
ハルリンドウ

やがて登山道は林道と合流し、舗装道路を10分ほど歩くと大滝橋のバス停へ到着である。


この日のアップダウンと今年の登破の記録である。
断面図
最高標高1292.6m
最低標高440m
累計登り912m
累計下り1017m
歩行距離11.4km
鳥瞰図

東南東側の伊勢原市上空から見た鳥瞰図で、赤い線がこの日のルートである。

登破の記録

距離は歩数計から、登りはカシミールで算出した


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