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伊豆が岳 [いずがたけ]  2010.3.12(2010.3.13作成)

先月に続いて秩父にやってきた。秩父ではポピュラーな伊豆が岳である。この山なら平日でも登山者はいるだろうと久しぶりの平日登山である。

この日のコースは正丸駅9:05~馬頭観音9:23~一服岩9:53~男坂・女坂分岐10:27~10:43伊豆が岳山頂10:46~11:11古御岳11:16~高畑山11:50~天目指峠12:28~13:45子の権現13:53~秩父御岳神社14:55~吾野駅15:15 の14.5Kmのコースである。

伊豆が岳はこのあたりです。
map
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踏破ルートです。
route
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「伊豆が岳」ルートと時間
正丸駅9:05
馬頭観音9:23
一服岩9:53
分岐10:27
伊豆が岳10:43-10:46
古御岳11:11-11:16
高畑山11:50
天目指峠12:28
子の権現13:45-13:53
秩父御岳神社14:55
吾野駅15:15
トンネル出口

しばらくぐずついたあと前日は気温も上がっていたので雪は大分解けているだろうと思って出掛けたが、正丸駅を降り西武線のトンネルをくぐって林道をみれば相当な雪が残っていた。

やはり東京に比べると雪の量は多そうである。東京もこの冬は雪が多かったがこんな雪だるまはとてもできなかった。

雪だるま
みつまた
馬頭観音

舗装道路を歩いて行くと民家の庭でみつまたが咲いていた。

20分ほどで大きな岩の脇に祠を構えた馬頭観音に来る。ここから右に進めば正丸峠に至るが今回は左へと伊豆が岳を目指す。

沢沿いの道は積雪10cm弱であるが雪は柔らかくアイゼンは不要であった。ふみ跡もたくさんありこれなら迷うこともないだろうと安心して登る。

沢を何度が渡るが丸太橋も雪に埋まっている。

沢沿いの道
丸太橋
一服岩

この登山道は前回と違いほとんど登山道にマーカーがついていない。降雪直後だったら道がわからなくなりそうである。

登りが少しきつくなるころに一服岩が現れる。

きつくなった登りを少し行くと踏み跡が左右に分かれている。数の多い右側に行ってみるがどうも様子がおかしい。戻って反対の左の踏み跡をたどると頼りのロープが出てきて 一安心である。ロープの助けを借りずとも登れるが急な登りを進むと間もなく尾根道に出る。

頼りのロープ
尾根道

尾根道をしばらく行くと右側のやぶのなかから踏み跡が合流してきた。先ほど登りかけた踏み跡だろう。

さらに進むと正丸峠からの道と合流し、男坂・女坂の分岐に来る。男坂の下には落石危険の標識がある。通行禁止とは書いてないが事故にあうのもばかばかしいので指導に沿って女坂を登る。 15分ちょっとで山頂である。

男坂
伊豆が岳山頂
伊豆が岳山頂

山頂では何人かの登山者が休んでおり、少しの間に下から登ってくる人もいる。

あまり高い山でも無いし、周りに結構灌木があり視界を遮ってしまっている。

← 左右に動かせます →
武川岳

東側には先月登った武川岳とその後ろに武甲山が見えている。

檜林

山頂からは急な下りを下り、檜林の中をもう一度登り返すと古御岳である。この間雪に足を取られたりしコースタイムを大幅に越えてしまっていた。

古御岳
高畑山

さらに杉林の中の解けかかった雪道を足元を気にしながら進むと高畑山に来る。ベンチがいくつかあるが、ベンチには雪が積もり、足跡も付いていない。皆さん休むこと無く先に進むようである。

このあたりから左の樹間に先ほど登った伊豆が岳が見えるが木が邪魔して全貌は見渡せない。

伊豆が岳
下り

さらに似たような登り降りを続けると天目指峠に出る。伝説の紹介パネルを一読みし、林道を横切って急な登りを登って子の権現を目指す。

伝説

天目指峠からの登りが結構堪える。登っては少し降りまた登るという感じで五つ目位のピークに来ると祠がある。

ここが最後のピークで鳥居をくぐって下ると間もなく子の権現である。

祠
鳥居

この子の権現は足腰の神様だとかで大わらじと大きな下駄が本堂横に置かれている。

子の権現
大わらじ
仁王

この時期は観光客が少ないためか土産物屋等は皆閉まっている。閉まっている店先のベンチで一休みして派手な仁王に見送られて吾野駅に向かう。

倒木

子の権現までは車が登れる道もあるが登山道を下っていく。ところが車道の除雪した雪が登山道に落とされたり、倒木も多く あまり歩き易くはない。

どんどん下っていくと朱色の太鼓橋を越える。脇には「降魔橋」の碑が立っている。

ここからは細いながらも舗装道路となる。地元の人が雪かきをしており「伊豆が岳に登ったの?これで降りてきたのは3人目だ」と声をかけられる。

山頂で出会った人数から見ると少ないようである。このルートで下る人は少ないのだろうか?

降魔橋
林道

道幅も広くなり勾配も緩くなった林道を下っていくと、白梅があちこちで満開であった。

梅
秩父御岳神社

子の権現から1時間ほどで国道に突き当たる。この左手に秩父御岳神社がある。以前 秩父御岳山に登ったことがあるがあの山とどういう関係なのだろうかと思ったが 確認もせず国道手前を右に 駅を目指す。

もう登りは無いかと思っていたらちょっとした登り道であった。石灰岩の採石場をみながら進むと20分で駅である。


この日のアップダウンと今年の登破の記録である。

断面図
最高標高850.7m
最低標高172m
累計登り1015m
累計下り1127m
歩行距離14.5km
鳥瞰図

東側の上尾市上空から見た鳥瞰図で、赤い線がこの日のルートである。

登破の記録

距離は歩数計から、登りはカシミールで算出した


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