翌日に久しぶりの登山(恵那山)をするため 足ならしに木曽路ハイクをしてきた。
この日のコースは妻籠宿12:00~12:35第3駐車場12:50~大妻籠13:18~13:38男滝女滝13:45~14:12改所14:25~馬籠峠14:40~梨子ノ木坂15:12~馬籠宿15:34 の7.7Kmのコースである。
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木曽路妻籠宿はこのあたりです。
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踏破ルートです。
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「木曽路妻籠宿」ルートと時間
妻籠宿 | 12:00 | 第3駐車場 | 12:35-12:50 | 大妻籠 | 13:18 | 男滝女滝 | 13:38-13:45 | 改所 | 14:12-14:25 | 馬籠峠 | 14:40 | 梨子ノ木坂 | 15:12 | 馬籠宿 | 15:34 |
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まずは妻籠宿の見学である。駐車場には宿の説明板がある。昔の街並みを残すのも大変なことであろうが多くの観光客を呼び寄せる効果もあるようだ。
回りから聞こえてくるのは日本語より外国語の方が多いようである。
町の中をゆっくりと見物しながら少しずつ進む。本陣跡などに加えその後の郵便局を模した建物などが入り混じっている。
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この妻籠宿の街並み保存は日本で初めて行われたものだそうである。ます形なども残っており、道に従ってカクッと折れ曲がって進む。
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宿場のはずれ近くに「藁馬の実演販売」という札がぶら下がり、横に藁でできた等身大の馬がある。
こんな大きな藁の馬を買う人がいるのだろうかと思ったが、良く考えてみればこれは看板なのであろう。
店は開いていなかったが実際に売るのは10cm程度の普通の藁馬なのだろうと気がついた。/
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妻籠宿の一番上の町営第3駐車場から先は宿場を離れハイキングコースとなった街道となる。
街道沿いには昔風に作られた自然石の道標が整備されている。
始めは民家の脇を通ったりするが、間もなく山に入り、針葉樹林の林の中を上っていく。
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道はまたすぐ自動車道と合流したり、分かれたりをしながら進むがすぐに大妻籠の街並みに入る。
庚申塚にも旧家がある。
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広い自動車道を渡ると「どうがめ沢」の標識があり、石畳が残されている。石畳の道もそう長くなくすぐにまた泥道となる。
道沿いには秋に花が咲くマンサク「紅マンサク」が地味な花をつけていた。
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紅マンサク
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下り谷の先で木曽路(中山道)から少し外れて二つの滝 男滝女滝を見学に行った。滝の直前で小さな蛇が出てきた。
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滝は向かって左の沢から男だる川へ落ちるのが男滝、右の沢から男だる川にそそぐのが女滝である。
どちらも沢の割には水量があった。
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滝から県道7号線に上り、しばらく歩くと先ほど一時外れた旧中山道と再び合流し、舗装道路を歩く。少し先で
舗装道路わきの川にかかった木製の橋をわたって山道の旧街道を歩く。
先ほどの県道を交差するように渡ると「国史跡中山道」の説明板がありその先にまた石畳が続いている。
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一登りすると番所跡に来る。昔の建物そのままではないのであろうが茶店になっている。
平日であったが結構な数の観光客が来て休んでいた。
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番所跡から熊の糞を見たりしてさらに15分ほど登ると今日の最高点の馬籠峠に出る。
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馬籠峠を越えるとすぐに岐阜県に入り、馬籠宿へは下る一方である。紅葉も綺麗である。
こちら側の道はいままでの山道と違い集落の生活道路である。
道端ではささげや鬼クルミを干したりしている。
赤い石、白い石をまぶした舗装道路を下っていくと梨子ノ木坂の標柱が立っており、その先はまた少し山道っぽくなる。
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馬籠宿の少し上に公園があり、ここからは恵那山が綺麗に見える。
翌日上る恵那山をゆっくり眺めたあとは馬籠宿へと下るのみである。
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馬籠宿の中は観光用の石畳である。こちらも妻籠宿と同じようにます形なども残っている。
宿場の中を通りぬけると今日のゴールに到着である。
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この日のアップダウンと今年の登破の記録である。
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最高標高 | 790m |
最低標高 | 409m |
累計登り | 523m |
累計下り | 358m |
歩行距離 | 7.7km |
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東側の飯田上空から見た鳥瞰図で、赤い線がこの日のルートである。
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距離は歩数計から、登りはカシミールで算出した
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