今回は台風が通過した後の晴天を期待して、飯縄山・高妻山へ向かったのであるが、残念ながら天気には恵まれなかった。
初日のコースは飯縄登山口12:17~(南登山道)~虚空蔵菩薩14:00~14:22山頂14:35~虚空蔵菩薩14:50~(南登山道)~飯縄登山口16:15~一の鳥居苑地駐車場16:27
の7.4Kmのコースである。
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飯縄山はこのあたりです。
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踏破ルートです。
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「飯縄山」ルートと時間
鳥居苑地駐車場 | | 16:27 | 飯縄登山口 | 12:17 | 16:15 | 虚空蔵菩薩 | 14:00 | 14:50 | 山頂 | 14:22-14:35 | ↑ |
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飯縄山は山岳信仰の山で山頂には飯縄神社がある。したがって登山道は参道でもある。南登山道の入り口の鳥居をくぐり小雨の中を登り始めると、またすぐに次の鳥居が現れる。
二つ目の鳥居(左写真)から山道となり、混合林の中を登っていくと三つ目の鳥居が山道にかかっている。
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間もなく「一の鳥居跡」の標柱が現れる。昔はこのあたりが参道の出発点であったのであろう。ここから、この参道には順に番号の付けられた菩薩像が置かれている。
最初が「一不動菩薩」である。
この日は天気が悪く見晴らしも利かないし、花も期待できないので この菩薩でも確認しながら登ることにした。
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ところが2番目を見落とし、三番目の三文殊が現れた。注意力散漫である。
このあたり 上りはまだまだ緩やかで足場も悪くない。雨だけが障害である。
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アキノキリンソウ
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四普賢も見落とし、五地蔵・六弥勒・七薬師・八観音・九勢至と続く。この菩薩 あまり等間隔という気はしなかったが ひとつずつ確認していくと登っているのを実感する。
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十阿弥陀まで来たところで出てきた 次の像は突然馬頭観音であった。
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やがて道の左手に小さな広場がある。駒つなぎの場でここに十一阿閦(あしゅく)如来があった。
このあたりから登りは少しきつくなる。続いて十二大日が現れた。
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岩の多くなった登り道を登っていくと「天狗の硯岩」という標識が現れたので指された方に行ってみると大きな平な岩がある。
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このあたりから岩も増えてきて、大きな段差もところどころに出てくる。十三虚空蔵はなかなか現れない。
西登山道からの道と合流すると登りは緩くなり、尾根歩きとなる。
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まもなく石の鳥居が見える。表示はないがどうやら十三虚空蔵らしい。
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十三虚空蔵から少し行くと飯縄山の偽ピークと呼ばれる南峰に飯縄神社がある。神社は登山道から少し回りこんだところにある。
入口近くには祠がある。神社の本殿?の中には天狗のお面も飾ってある。
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飯縄神社のある南峰から15分ほどで最高点の飯縄山頂に達する。この山頂標はどういうわけか「飯綱山」となっている。
あいにくの天気で山頂から周囲の展望は全く効かない。長居をすると体が冷えるだけなのでところどころ紅葉の始まった道を早々に下ることにする。
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たかねなでしこ
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オヤマボクチ
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登るときには見落とした四普賢、二釈迦の像も無事見つけどんどんと下っていく。
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再び登山口近くなり、鳥居が現れる。最後の鳥居をくぐって一の鳥居苑地の駐車場まで歩いてこの日の登山は終了である。
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この日のアップダウンと今年の登破の記録である。
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最高標高 | 1917m |
最低標高 | 1130m |
累計登り | 788m |
累計下り | 825m |
歩行距離 | 7.4km |
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南東の菅平上空から見た鳥瞰図で、赤い線がこの日のルートである。
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距離は歩数計から換算、登りはカシミールで算出
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