今回は以前から夜行バスで行こうと思っていた焼岳に行ってきた。ただいろいろあって夜行のツアーバス利用となったため、オーソドックスな大正池からのルートではなく、 一番早く楽に登れる中の湯温泉からのコースになった。 というわけでこの日のコースは中の湯温泉国道脇駐車スペース5:10~南峰下7:50~8:05焼岳北峰8:10~南峰下8:25~りんどう平分岐9:05~駐車スペース10:22 の8.5Kmのコースである。 |
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焼岳はこのあたりです。 クリックすると拡大画面に |
踏破ルートです。 クリックすると拡大画面に |
「焼岳」ルートと時間
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国道158号線の中の湯温泉の上の駐車スペースには既に数台の車が止まっていた。マイカーで来て焼岳に登るにはこのコースだとなんの規制も受けずに 来れるので好まれるのだろうか。 登り始める時には雨がパラパラと降っていた。今年の登山では初めての雨である。 | |||||||||||
登り始めはほとんど平坦な道で5分ほどでようやく緩い上り道となる。周りは大きなブナの木やしらびそらしき大木のまばらな林である。 雨もそれほど強くなく 道も思ったよりぬかるんでいなかった。 |
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やがて尾根登りとなり、道路脇の笹も増えてくる。1972mの小ピーク 鞍部を超えて登るあたりは少し傾斜も増すがまたすぐに緩い上りが続く。 晴れていればこのあたり左右の見晴らしも良いのであろうが、この日は全く見えず、見えるのは道脇の花くらいである。 |
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やまははこ |
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咲いている花も秋の花が増えているようである。道端のななかまどもうっすらと紅葉が始まっていた。 |
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いつのまにか りんどう平・中の湯への分岐は過ぎたようで最後の山頂目指した登りに入る。チラット霧の晴れ間に岩峰が見えたがアッという間に見えなくなる。 このあたりからの登りはだいぶきつくなる。岩も増えてくる。 |
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岩の多くなった登り道を登り切ると火口壁の上に出る。霧の切れ目で左下に火口湖が見えた。 立ち入り禁止の南峰もうっすらと見える。 |
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火口壁を北峰向って歩くと噴気がある。この噴気の下・北峰を巻くように進み、中尾峠からの道と合流し、北峰頂上に向かう。 硫黄の黄色の目立つ噴気の脇を硫化水素を吸わないよう注意して山頂を目指す。 |
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山頂のすぐ下にちょっとした岩登りがあったが、大きな難所もなく山頂までこれた。 残念ながら山頂からの眺望は全くない。火口湖も見えない。風だけが強くなり 長居をしていると体が冷えてしまうので5分ほどで下山である。 |
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登りのときは降ったり止んだりであった雨もしとしとと降り続き、下り道は大分ぬかるんできた。 登りのときには見過ごしたりんどう平への分岐も過ぎ、時々道端の花を楽しみながらどんどんと下った。 |
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登りのときには全く見えなかった国道が左手に見えると間もなく駐車スペースのある登山口に到着した。 |
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おまけは温泉情報である。新島々の近くにある竜島(りゅうしま)温泉せせらぎの湯である。 アルカリ性単純温泉ということであるが アルカリ性がかなり強いのか肌がつるつるになる。 入館料\500である。 |
GoogleMapで | |||||||||||
この日のアップダウンと今年の登破の記録である。 |
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東側から見た鳥瞰図で、赤い線がこの日のルートである。 |
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距離は歩数計から換算、登りはカシミールで算出 |