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鳴虫山 [なきむしやま]   2008.5.1(2008.5.2作成)

メイデーの日にちょうど見ごろのはずの赤やしおつつじが咲く日光の鳴虫山に登ってきた。

この日のコースは東武日光駅08:30~神主山09:15~10:17鳴虫山10:32~合峰10:55~独標11:25~化地蔵12:05~(寄り道)~東武日光駅13:11 の11.4Kmのコースである。



鳴虫山はこのあたりです。
map
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踏破ルートです。
route
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「鳴虫山」ルートと時間
東武日光駅8:30
神主山9:15
鳴虫山10:17-10:32
合峰10:55
独標11:25
化地蔵12:05
駅

東武鉄道の朝一の快速に乗って日光に向かった。メイデーの日は半分以上が休日なのだろう。平日ダイヤだがほとんどがハイカーで隣に座った方も鳴虫山に登るという。

混んだ山道は登りたくないので、駅についたらスタートダッシュである。登山口までは大きな案内標識が出ているのでこれに従っていく。

案内標識

登山口から上り始めるとすぐに早いつつじは満開で、蓮華つつじらしいつつじはつぼみである。

今回は赤やしおつつじがお目当てなのでちょっと写真を撮るだけですませ、登る。

つつじ
蓮華つつじ
天王山神社

のぼり始めてまもなく天王山神社の前を通り、杉の林や、杉・松・クヌギなどの混合林の中を登っていく。このあたりはまだ緩やかな登りである。

混合林
神主山

1時間も歩かないうちに見晴らしの良い神主山に到着する。

この時期は水分が多いのでしょうがないが、女峰山から男体山の山々には薄くもやがかかっている。

それでも雪のかかった女峰山、男体山の姿はすばらしい。

← 左右に動かせます →

神主山からはところどころにかなりの急登がある。木の根が露出しているところもある。

駅からダッシュしてきたがこのあたりまでくると前を歩く人に追いついたり、後ろから追いつかれたりである。

急登
赤やしお

鳴虫山が近づくと赤やしおの花も増えてくる。この花どうも大きく伸びた木でないと花がつかないのか林の中の上の方で咲いていて間近で見るのは難しい。

上ばかり気にしていたら 足元にはぽつぽつとカタクリも咲いていた。

カタクリ
カタクリ
鳴虫山

いくつかの急登をすぎると鳴虫山である。周りは赤やしおの木やクヌギなどがあり、展望はあまり利かないが、展望台ができていてここからは赤やしおの花の中に女峰山がきれいに見える。

女峰山
鳴虫山

鳴虫山からはいきなり急な下りがある。階段のところからの展望もきれいである。

しばらく行って木の間を見るとピンクの色がちりばめられた鳴虫山が見える。

鳴虫山
赤やしお
赤やしお
合峰
祠

鳴虫山から下って、次のピークが合峰である。昔は修行の場であったらしい。

小さな祠がある。

合峰から新芽のきれいな唐松の林の中を進んでいく。尾根道を下っていくと次のピークが独標である。

からまつ林
独標

独標からの下りにはところどころに階段が作られているが、土が流され土留めの丸太だけが残っていて、障害物競走路のようである。

やがて道は広くなりまもなく東京電力の発電所に出る。このあたりいろいろな花が咲いていて目を楽しませてくれる。

階段道
ネコノメソウ
ネコノメソウ
やまぶき
やまぶき
花
 
たんぽぽ
たんぽぽ
含満淵

発電所の放水路に沿って下っていくと多くの地蔵の並ぶ化地蔵に出る。無残にも首のない物、胴体からない物もあるが何体並んでいるのだろうか。観光シーズンにあわせてであろうか皆赤い帽子がかぶせられている。

この化地蔵の前が含満淵(憾満淵)と呼ばれる早瀬である。

化地蔵
金谷武家屋敷

ここまでくると 後は駅に向かうだけなのであるが、時間も早かったので、寄り道して金谷ホテル創業の地である金谷武家屋敷と、四本龍寺の三重の塔を見学して帰った。

四本龍寺の三重の塔

この日のアップダウンと今年の登破の記録である。

断面図
最高標高1104m
最低標高545m
累計登り736m
累計下り736m
歩行距離11.4km
鳥瞰図

赤い線がこの日のルートである。

登破の記録

距離は歩数計から換算、登りはカシミールで算出


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