今年も屋上菜園は止め、「生命系園」のグループでの野菜作りに専念することにしたが、
週1回の訪畑では苗の面倒が見切れないため、苗作りだけは屋上でやることにしている。
1.絹さや |
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前年は種を早く撒きすぎ、育ち過ぎた芽が霜に負けてしまったので今年は11月になって種を撒いた。
少し遅めではあったが順調に育ち、最盛期にはバケツ半分の収穫ができた。
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2.スナップ豌豆 |
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スナップ豌豆も絹さや同様 11月に種を撒いたところ順調に育った。細い竹の穂に蔓をからませ実が沢山ついた。
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3.水菜 |
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今年の水菜はすごい勢いであった。だいぶ詰まって芽が出たので、小さい時に間引いたものを外の場所に植えておいたら、
こちらも少し遅れて元気に育った。時間差も作れて長い期間収穫することも出来た。
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4.じゃがいも |
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例年どおり、男爵とメークインの2品種を植えた。
今年は排水溝作りをサボっていたせいもあり、梅雨に入ると連日の雨でじゃがいも畑は泥沼と化してしまった。
このため思うように掘り出すことも出来ず、男爵の半分近くが腐ってしまった。
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5.ほうれんそう |
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ほうれんそうは酸性を嫌うので石灰を十分に入れ初めはビニールトンネルを作って育てた。
ほうれん草の品種もいろいろあるので毎年適当に買って撒いているが、今年のはわりに株が大きくなり、食べでがあった。
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6.エンダイブ |
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エンダイブは畑の仲間ではあまり人気の無い野菜である。少し苦味のあるところが嫌われるのだろう。
こういうわけで作るのも少ししか作らないが、株の周りから必要な量だけ取っていくと良いサラダの材料になる。
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7.サラダ菜 |
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春はレタスなどのサラダ系食材がよく育つ。その中でもサラダ菜は日本的な名前で“菜”と付くが日本野菜なのだろうか?
八百屋さんで売っているものほど大きな株にはならなかったが収穫できた。
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8.サニーレタス |
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これもレタスの種類であるが、葉は玉にならず葉先はやや赤みがかっている。柔らかくて食べ易いのであるが、痛み易く洗うのも苦労する。
乱暴に扱うと葉はボロボロになってしまう。
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9.レタス |
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こちらは玉になるレタスであるが、思ったようにはできなかった。玉が小さいうちに雨などで周りが腐ってしまい、そのうちとうがたってしまった。
レタスの産地 長野県の上川村ではビニールがけの畝に植えられていたが、素人菜園ではあそこまでなかなか出来ない。
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10.ロメインレタス |
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アメリカの叔母が送ってくれた種を撒いた。日本ではまだあまり知られていないかも知れないがシーザースサラダに無くてはならないレタスだとか。
玉にはならないが中心から密に葉が固まっており、パリパリ感は無いが少し固めのレタスである。
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11.小かぶ |
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かぶは毎年秋に作っているが、今年は春に撒いてみた。それなりの収穫はあったが、すぐに硬くなってしまうので秋作ほど美味くは出来なかった。
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12.マスタードインディア |
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ミックスレタスと言う何種類かのレタス類が混じった種を撒いたが出てきたのはほとんどがこのマスタードインディアと次のルッコラであった。
マスタードインディアは名前のとおりからしの味がする。日本のからし菜と似ており、塩漬けにすればからし菜の漬物みたいである。
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13.ルッコラ |
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これもミックスレタスという種袋の種からでた。こちらはゴマの味がする。葉をつまんでいくと茎が伸びまた取れる。
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14.スイスチャード |
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和名は西洋不断草という。少し癖があるが おひたしや煮物、炒め物で食べる。
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15.みつば |
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みつばは一度撒いておくと毎年根から出るようである。畑の周囲で自然に出るようになることを期待し種を撒いた。
白い長い茎のを作るのは手がかかるので、とれたものは おつゆの青みに使った。
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16.つるなしいんげん |
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つるなしインゲンは収穫時期が短めである。なり始めると一気になってしまって後が続かない。最盛期にはバケツ半分ほど取れてしまった。
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17.時無し大根 |
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大根も本来 秋から冬の野菜で春に作るとうまく出来ないことが多いが、今年は(少し短いが)太いのが沢山取れた。
食べるのが追いつかず、最後はヒビ割れた大根になってしまった。
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18.きゅうり |
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今年は2種類の種を撒いたが、あまり種の出が良く無く育っている本数は少なめである。ネットを架けたらうまく撒きついて、実をつけている。
キュウリは収穫期間がそれほど長くないので、花が咲き始めた頃に追加で種を撒いたがどうなることか・・
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19.ズキーニ |
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撒いた種のうち2~3本しか育っていない。どうも土地が合わないのか毎年撒くが育ちはいつも良くないようである。
それでも今年は実をつけ始めた。(写真ではまだ小さいが)ズキーニの実の大きくなるのは大変早く、1週間経つとお化けのようになってしまうので
週末ファーマーにとっては収穫時期が悩ましい。
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20.トマト |
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トマトは屋上で育てた苗と、他のメンバーが調達した苗を植えた。
今週は赤くなっているはずだと畑に行ったら、食いかすが散らかっている。どうやら動物にあらされてしまったらしい。
しゃくなので少し青みがかったのを収穫したが、これでは完熟が食べられる自家栽培の良さが無い。
周りにネットを張って様子を見ることにした。
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21.ピーマン |
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ピーマンも調達した苗を植えた。特に障害もなく順調に育ち、収穫できている。
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22.なす |
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なすも調達苗を植えた。苗の本数も多いため、取れ始めたら週末毎に20本以上取れる。
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23.クレソン |
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畑の中央に湧き水が湧き出し、ほぼ1年中水が流れている。これならクレソンも育つかと考え、屋上で育てた苗を湧水点と水路に沿って植えてみた。
大雨に流されることも無く根付き、毎回サラダに使う程度を収穫している。
真夏の暑い時はさすがにできが悪かったが、秋になると又どんどん成長し、水路いっぱいに広がり冬になっても収穫できた。
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24.のらぼう |
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のらぼうはもともと多摩地方特産の菜っ葉らしい。毎年こぼれた種から芽を出すので、秋に苗を掘り起こして畝に植えつける。
かってに育ったのも含めて、後は穂先10cm程度若芽を摘み取っていく。芽を取ればわき芽が出てまた収穫が出来るが当然のことながらだんだんと細くなってくる。
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25.たまねぎ |
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たまねぎはマルチングのシートをかけ苗を植えつけた。
大きくなったのもあるが ほとんどは5cmくらいと小さなまま枯れてきたので収穫せざるを得なかった。肥料が足りないのだろうか?
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26.ごぼう |
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今年は大浦太ごぼうという品種を蒔いた。根が枝分かれしてしまったのもあるが、全体的には太く、まっすぐな立派なごぼうを多数収穫できた。
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27.かぼちゃ |
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いつもの事ながらかぼちゃは広大な面積につるを伸ばすが、実の数は少なく収穫が始まるとあっという間に取りきってしまう。
もう少し栽培方法を勉強して収穫量を増やしてみたいものだ。
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28.しょうが |
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しょうがの根を植え、夏に新ショウガの収穫を始めるが、その後延々とひねしょうがになるまで収穫をし続けた。
新しょうがに味噌を付ければ良い酒の肴になる。
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29.さといも |
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今年はジャガイモ、さつまいもは散々な結果であったが、四月に植えつけた種芋は順調に育った。
取れすぎた分は土に埋めておき必要に応じて掘り出している。3月過ぎてもまだ残っており、毎週里芋料理を食べている。
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30.さつまいも |
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今年のさつまいもはつるの成育は良かったのだが、掘れども掘れども芋がついていないという残念な結果であった。
結局いつもの年の1割も取れなかったのではないだろうか。
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31.ピーナッツ |
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昨年取ったピーナッツを蒔いた。今年は肥料が足りなかったのか、収穫が早すぎたのか、小さなくず豆が多かった。
それでも収穫後十分に乾してフライパンで煎って食べると格別である。
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32.もろへいや |
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もろへいやは真夏の暑い時に収穫できる葉物である。独特のぬめりのある食感もいい。
しかし 種には毒があるということで花咲く頃には収穫に注意し、花や種が混じらないようにする。
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33.おくら |
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今年は赤おくらと普通のおくらの種を蒔いた。いずれも昨年収穫した種であった。しかしいくら待っても芽が出るのは赤おくらばかりである。
昨年蒔いたのが1代交配のF1の種だったのを忘れていた失敗である。
赤いおくらはゆでると赤色が無くなってしまうので 色を楽しむなら生食である。
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34.ごうや |
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ごうやは前の年にできた実から落ちた種から芽生えたものを毎年移植して育てている。
今年は思ったほど大きな実に成らず、小さめのうちに熟して黄色がかってしまうものが多かった。肥やしが足りないのだろうか、あるいはそろそろちゃんとした種を買って世代交代したほうが良いのだろうか・・
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35.ねぎ |
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ねぎは毎年苗を植えている。今年も数百本の苗を植えたのが順調に育ち、3月になってもまだ取れている。
ねぎは苗からつくるのは楽だが、種からだと時間はかかるは雑草に負けてしまうはで大変である。当分楽な苗からの栽培が続きそうである。
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36.小松菜 |
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小松菜は霜が降りる前にちょうど取りごろの大きさに育っていると霜が降りても取り続けられる。
霜が降りる頃にはトンネルを掛けて蒔くと成長は遅いが育つので、冬の間途切れなく収穫できた。
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37.春菊 |
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春菊は霜に弱い。秋に蒔いたものはトンネルが必須である。寒いと育ちも遅く12月になってようやく収穫を始められた。
春先に蒔いたものは容易に育ち、収穫量も多くなる。
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38.たーさい |
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たーさいも冬の葉物野菜である。小松菜ほど寒さに強くはないがトンネル無しでも何とか冬の間も収穫できた。
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39.ブロッコリ |
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ブロッコリはプランタに種を蒔き、育った苗を畑に植えた。去年は寒くなるまでに大きく育たなかったものが多かったので今年は早生種の種を蒔いた。
そのせいか寒くなる前に順調に育ち収穫もできた。
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40.カリフラワ |
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カリフラワもブロッコリと同じくはプランタに種を蒔き、育った苗を畑に植えた。
しかし、青虫の被害とちょうどつぼみが上がった頃の長雨で腐ってしまうものが続出でほとんど収穫できなかった。
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41.白菜 |
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毎年白菜の播種時期が遅く大きくなるものが少ないので今年は少し早めに蒔き、間引いたものも隣の畝に移植をして育てた。
いつもの年より大分大きく育ったが、虫に食われて周りがレース状になったり、収穫したものを洗うと中から芋虫が出てきたりと虫害は結構あった。
霜が降りる前に鉢巻をして葉が広がらないよう、霜の害が内部に届かないようにしたおかげで2月まで収穫できた。
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42.聖護院カブ |
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聖護院カブは千枚漬けを作るカブである。始めに育ったものは10cmを超えるものもあったが寒くなるとともに大きくなれず5cm程度で収穫したものもある。
千枚漬けもどきを作ろうと試みたがコブをケチったら売られているものとは程遠いものができてしまった。
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43.大根 |
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冬の大根は今年も宮重総太り大根、大倉大根、聖護院大根と3種を植えた。
どの大根も順調に育ち、食べきれないほどになった。一部は干し大根にしたが此れも食べきれず、保存のために土に埋めておいたものも消費しきれず、温かくなるとともに腐ってきてしまった。
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44.紅芯大根 |
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紅芯大根は中国野菜だそうである。普通の大根ほどは食べないので少しだけ蒔いた。
概観は少し緑がかった丸い大根だが切ると中は赤い。此れを塩漬けにしたり、酢漬けにしたりして食べるが、つけると紅色はさらに鮮やかになる。
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45.コールラビ |
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コールラビはキャベツの仲間である。珍しすぎて畑の仲間では余り売れ行きが良くないので少しだけ種を蒔いた。
1回目は思うように発芽せず2回目に蒔いたのがようやく発芽した。しかし時期的に少し遅くなったためか玉は小さめであった。
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46.しいたけ |
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しいたけは菌を植え付けた翌年の秋から収穫できるようになるが今年4年目と2年目の原木からたくさん出てきた。
適温になった頃の雨の後特に良く出てくる。
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47.なめこ |
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なめこ菌は2年前に桜の木に植えつけたが今年ボツボツと取れるようになった。初めての栽培と言うこともあり、また菌を植え付けた本数も少なかったので大量収穫とは行かないが味はなかなかなものである。
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